陳舜臣アジア文藝館
神戸をうろうろして思い出した。ちょい前に行った『陳舜臣アジア文藝館』。
六甲山や神戸に関する膨大な文献資料をお持ちのM田さんがボランティアスタッフをされていて、ちょうどおられるときに行ったので、詳しくご案内いただいた。
波止場町の旧神戸税関メリケン波止場庁舎の中にある。ちょっと入り口が分かりにくいが、道路に面した側から南へ回り込んだら入り口がある。
★陳舜臣アジア文藝館
神戸市中央区波止場町3丁目2
078-391-0224
(旧神戸税関メリケン波止場庁舎)
開館/水・土・日曜、12:00 ~ 17:00 入館料/大人300円
昨年春に仮オープンしていたのだが、今年1月に陳舜臣さんが90歳でお亡くなりになった(神戸新聞NEXT…ココ!)。その後、5月に正式オープン。オープニングのときには天上寺の伊藤浄厳管主が読経とトークをされた(行きたかったけど行けなかった)。
館内には愛用の机や椅子、万年筆、つえなどで書斎を再現してあり、自筆原稿や書、写真などを多数展示。著書も多く所蔵され、自由に閲覧することができる。
開館日が週に3日だけだけれど、陳舜臣さんのご著書がほとんど揃っていて手に取って読めるのは素晴らしい。図書館代わりに利用するとよいと思う。
極にゃみ的には、あまり小説は読んだことがないのだけど、『神戸 わがふるさと』はとても好きな著作で、時々読み返したくなる作品。
| 固定リンク
コメント