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『いただきます映画祭』@湊川

湊川神戸アートビレッジセンターにて開催中の『いただきます映画祭』へ。
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極にゃみ的に、観たかった作品がラインナップされているので、前売りの5回券をGetしてて、なんとしても全作品を観るつもりで。スケジュール的に、2日しか来れないので、最終日にトークイベントとセットになっている2作品以外の3本を観ることに。

ある精肉店のはなし』『100年ごはん』と続けて観て、2本分の間に別用を済ませて、最終回の『聖者たちの食卓』。
『ある精肉店…』は、大阪貝塚市で、牛の飼育から屠畜解体までを一貫して行ってきた家族を描いたドキュメンタリー作品。被差別部落として扱われてきた地域のこと、屠畜業のこと、地区の屠畜場が百年の歴史に幕を下ろすことになって最後の屠畜作業を行ったこと… 基本的に肉を食べない私の見方は、肉食大好きなヒトたちとは違うかもしれないけれど、案外身近に知らない世界があったというのはある意味で衝撃的だった。
『100年…』は、有機農業を軸にしたまちづくりを推進している大分県臼杵市で土づくりセンターという堆肥づくりの施設が稼働したことなどを紹介していくドキュメンタリー。ちょっと脚本と演出があまり好みではなかったけれど、内容は面白かった。
『聖者たち…』は公開以来とても観たかった作品で、インド北西部のパンジャブ州にある、美しい“黄金寺院”で、500年続いている食事の無料提供のようすを淡々と描いたドキュメンタリー。シク教の“宗教、カースト、肌の色、信条、年齢、性別、社会的地位に関係なく、すべての人々は平等である”という教義に基づいて、巡礼者や旅行者ら、毎日10万人分の食事を作っている。下ごしらえも、調理も、給仕も、後片付けも、もう壮絶の一言。すごい世界があるのだなぁと感心した。
古今東西、“供食”は人々にとってとても重要なこと。食の原点とか、いろんなことを考えさせられる作品だった。

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