「つなげよう、支えよう森里川海」ミニフォーラムin宝塚
環境省「つなげよう、支えよう森里川海」ミニフォーラムに参加。
全国50か所で開催されるリレーフォーラムが地元で開催されるということで、たまたま土曜日なのに予定が空いていたので参加することに。会場はほぼ満席で熱気にあふれていた。
簡単手縫いマスク
福井の友人にもらった「健康マスク」を長く愛用してたのだけど…
どっかで落としたのかいなくなってしまって、案外簡単に手作りできるっぽいので作ってみることに。ちょっと怪しいカモ柄のダブルガーゼ生地を見つけたので、ひとつはそれで縫ってみた。ファーストエイドキットの滅菌ガーゼを中地に使ったので非常に縫いにくかったけど。
『自分自身への審問』
2004年、講演中に脳出血で倒れた著者が、死に直面し、長期の沈黙を余儀なくされたのち、インタビューに答える形で話すところから始まる自問自答の自作原稿を中心にまとめられた一冊。
記憶を失うこと、半身不随の身となること、などを通して、いろいろな想念が語られる。
それにしてもこの作家さんの、世の中との対峙のしかたには、いつもいつも恐れ入る。
これほど真摯に、いろんなものと向き合っている人の思考を垣間見たのち、ふと自分自身のいい加減さを振り返った時、忸怩たる思いにさいなまれてしまうのは、、、
『自分自身への審問』
辺見庸 著
毎日新聞社 刊
2006年3月 初版発行
★辺見庸公式ウェブサイト …ココ!
★(インタビュー)時流に抗う 作家・辺見庸さん 2016年1月21日
…ココ!
著者が、本書の核となる部分をしたためたときの思いをつづった部分を一部抜粋してみる。
六甲北斜面アイスガーデン~杣谷
先週木曜日は三割くらいの結氷だったけど、その後冷え込んだので。
アイスガーデンの氷瀑が成長してるかパトロール(?)に行くことに。
まずは、先週パスしたガマ滝へ。そこそこ凍ってた。七曲滝は…
coppee +(コッペ プリュス)
須磨の山に行くときの起点のひとつ、月見山駅。
その南東側に、昨年春“コッペパン”専門店がオープン。昨年くらいからコッペパンブームがじわじわ来てる感じがするけど、県内21校に給食用のコッペパンを卸している創業60年の老舗がそのブームに乗って新規開店。
日によっては早い時間に売り切れてしまうこともあるほど人気だそう。
あんこなどをはさんだ「おやつコッペ」と、食事系の「おかずコッペ」の2系統、そのほか新作とか季節限定とかもあって、とにかく種類がたくさん。食べやすいので山歩きの行動食にもお勧めです。
水曜クラスの皆さん、いかがですかー(って誰もココ、見てないか)。
改札を出て、南北の通りを南へ。信号のある交差点を東へ。道路の北側にある可愛らしいお店。
★コッペパン専門店「coppee +(コッペ プリュス)」…ココ!
『半市場経済 成長だけでない「共創社会」の時代』
資本主義の市場競争に支配された社会が劣化し始め、働くことが喜びではなく、搾取したりされたりするこの時代。資本主義というシステムそのものに疑問を感じる流れが出てきて、『「消費」をやめる 銭湯経済のすすめ』、『路地裏の資本主義』、『半農半Xという生き方』といった本が次々に世に出てきているが、そんな流れを学術的に解説した一冊。
「里の哲学者」内山節氏、細川あつし氏、杉原学氏、梅田一見氏の共著でまとめられた、非常に興味深い論考。
『半市場経済 成長だけでない「共創社会」の時代』
内山節 著
角川書店 刊(角川新書)
2015年9月 初版発行
「お金のために働く不毛なビジネス」ではない“仕事”を求めて活動する人たち各地で登場しているということに、ほのかな希望が見いだせる。
日本が近代化し、経済成長してきたのと同様、かつての「新興国」「途上国」も同じように成長・発展の途をたどっている。そんな、世界的な大競争時代は、経済・産業面で世界が平等化していく必然的なプロセスであり、一部の先進国が富を独占する時代は終わりつつある。
『農家が教える 微生物パワー とことん活用読本』
味噌に漬物、微生物のことは食の分野でもとても興味があるのだけど、農業でもやはりそのパワーを活用する動きが活発になっているらしい。
農文協が発行している「農家が教える」シリーズで、微生物資材について詳しく解説した一冊が面白かった。
『農家が教える 微生物パワー とことん活用読本: 防除,植物活力剤から土つくりまで』
農山漁村文化協会 編
(小久保恭洋ほか農家60余名、藤原俊六郎、臼木一英、石井孝昭、成澤才ひこ、木嶋利男、草刈眞一、百町満朗、小林紀彦ほか研究者らによる)
2013年1月 発行
病害虫防除から植物の活性を高める作用まで、いろいろな効果がある微生物のパワー。その原料となるのは、米ぬかや生ごみ、刈り草、落葉など身近にあってごみとして処理されているようなもの。それらを使って乳酸菌や酵母などの有用菌を増やして、畑に施用するという実例を多く紹介している。
摩耶の森クラブ1月「天上寺味噌作りワークショップ」
微妙なお天気の摩耶山へ。夜から荒れる予報だけど、まだ穏やかだった。
摩耶の森クラブ主催の「天上寺味噌作りワークショップ」に参加。
昨年、MOTOKOTOさんの「天上寺味噌復刻ワークショップ」がとっても楽しかった&空席があるとのことで。
「美と装い 新収蔵品とともに」@大谷美術館
毎年この時期、コレクション展が行われる西宮市大谷記念美術館へ。
★西宮市大谷記念美術館
西宮市中浜町4-38 0798-33-0164
「美と装い 新収蔵品とともに」 ~2月14日(水曜休館)
日本画や油絵の美人画・女性像など人物画を中心にした近代絵画を取り集めた展覧会。4点の新収蔵品も展示され、見ごたえのあるコレクションだった。
『東京が壊滅する日――フクシマと日本の運命』
じつは『原発事故と科学的方法』より先に読了していたのだが、内容があまりに衝撃的すぎて、どうレビューすればいいのかよくわからず、とりあえず保留せざるを得なかった。とてつもないことが書かれているのだ。
だがこの著者は、原発事故が起きる前年に、『原子炉時限爆弾』という警告書を書いており、それは東海地震を想定したものであったが、東北でそのまま現実になってしまったという経緯がある。同書のレビューで私は「“想定外”を振りかざす関係機関がこのことを知らなかったとすれば、それは“罪”、知っていて放置したのであれば、それはとてつもない大罪であると思う。」と書いたのだが、『原発事故と科学的方法』によれば、想定外なんかではなかったようである。
おそらく、そんなことも織り込み済みで書かれたと思われる本書、広瀬氏の怒りが行間に滲み出しているように感じられる。そのためか、文章のタッチがいささか過激で、読み流すと「この内容、本当に信用して大丈夫なのか?」という印象を受けるのだが、データはすべて出典を明らかにしてあり、「トンデモ」系のものとは違うと思う。
発売当日から大きな話題となり、発売5日で増刷が決定…という話題書、ぜひ一読して、判断してみていただきたい。
『東京が壊滅する日――フクシマと日本の運命』
広瀬隆 著
ダイヤモンド社 刊
2015年7月 初版発行
一部抜粋。
『原発事故と科学的方法』
ツイッターのTLで紹介されていて、興味を引かれて読んでみた一冊。天文学・天体物理学が専門の著者が、福島原発の事故直後から考察してきた内容などをまとめたもので、「専門家でなくても高校で習うレベルの知識があれば公表されたデータからある程度の状況把握はできた」ということを解説。
ちまたにあふれる原発事故の影響について、何が正しくて何が間違っているのか、よくわからない、という人には必読の良書。非常にわかりやすく、「ものの見かた」という部分で大きな学びのある本だった。
『原発事故と科学的方法』
牧野 淳一郎 著
岩波書店 発行(岩波科学ライブラリー
2013年10月 初版発行
★著者のツイッター…ココ!
★公開用日誌…ココ!
極にゃみ的に要約。
『半農半Xという生き方【決定版】』 (ちくま文庫)
『半農半Xの種を播く』に続いて読んでみた“半農半X”系列(?)本。
環境問題と、自分自身がいかに生きるべきかについて考え続けていた著者が、やがて「半農半X(=天職)」というコンセプトにたどりつき、一つの生き方のスタイルとして提唱しつつ実践してきたこと、それらの活動の中で影響し合った周囲の人たちの事例、などを紹介。
『半農半Xという生き方【決定版】』
塩見直紀 著
2014年10月 初版発行
筑摩書房 刊
※初出 2003年7月、ソニー・マガジンズから単行本として刊行、2008年8月、同社から新初版刊行。新書版に加筆修正し第6章を加えて【決定版】としてちくま文庫から発刊
「あとがき(新書版)」から少々抜粋
地図校正ラストスパート
地図屋の助っ人で午後から白馬堂ROKKOへ。
最終校正のはずなんだけど、大丈夫なのだろうか…?
と言いつつ、ご近所“Atelier Rosette”さんのマフィンでコーヒーブレイク。
ちなみに、机に敷いてあるのは、すごく素敵な神戸の鳥瞰図。
高取山西面探索
ちょっと時間があったので久々に高取山のバリエーションを踏査してみた。
板宿から禅昌寺を過ぎて、南西尾根よりさらに北側へ。
須磨アルプスを西に見ながら登るダイナミックな尾根。
★ヤマレコの記録…ココ!
11ぶりの畑へ。
年明け1月4日に行って以来の畑へ。べつに行ってもすることないんだけど。
まぁ、なんにもない。さびしい状態。一応いろんな新芽は出てるのだけど。
ツナ店長が久々に遊びに来てくれた。けど、なんだか重量アップしてないか?
【摩耶山開運八ヶ所巡り】
摩耶山周辺で【摩耶山開運八ヶ所巡り】なる新年を寿ぐ縁起のいい行事。
まずはまやビューライン星の駅2階で販売している手ぬぐいをゲット!
・参加費:888円(手ぬぐい代・税込) 但し先着500名
※有料施設の入場料は別途必要
・参加受付:monte702(まやビューライン星の駅2階)
※ビューラインが年次点検のため運休する2/15~3/1は天上寺にて受付)
・開運八ヶ所(★ご朱印設置場所):
まやビューライン付近の3か所。
「町石卒塔婆=離諸疾病」★摩耶ケーブル駅
「摩耶の大杉=心願成就」★虹の駅
「天狗岩=商売繁盛」★星の駅(2Fmonte702)
そして、あとの五ヶ所は…
火曜迷人会
5年前の冬以来…かもしんない組み合わせで六甲山をうろうろ。
山地図に線のない、しかもこれまで歩いたことのないルートへ。
期待通りの面白いルートで、「ここ、六甲山ですよね」
…そ、そのフレーズはっ! 確かアノ、5年前の“ゆきまや”のときと同じ!
おとな旅神戸「摩耶・六甲神秘の夜景バスツアー」2
“おとな旅・神戸”、冬プログラムにて夜の六甲山上へ。
前回より日没が確実に遅くなってる。虹の駅で素敵なトワイライト。
山上もきれいに晴れ渡って、冬ならではのゴージャスな夜景がバッチリ。
掬星台では写真を撮るのを忘れてた!
『東の太陽、西の新月―日本・トルコ友好秘話「エルトゥールル号」事件』
先日観た映画『海難1890』の細部を解説するような一冊がこの本。映画では、限られた時間で感動的に話をまとめなければならないため、わかりやすい筋立てになっているけれど、実際には複雑な背景や事情があって、その中であの遭難が起こった。事後の対処も、映画では語られることのない膨大なエピソードがある。それらが資料に基づいてわかりやすくまとめられている。
映画の中で「年増のレディ」と乗組員が揶揄していた「エルトゥールル号」は、極東までの長い航海に耐えられないのでは、と危惧されていた老朽船であったこと、それでもその艦を使わねばならなかった事情なども紹介。
遭難後の対応についても、映画ではひたすら島の村人たちの献身ぶりが描かれているが、実際には5日後には負傷者らは神戸へ移送され、和田岬の施設で宮内庁が派遣した日赤の医療スタッフによって治療が施された。
一方、現地では生存者を神戸へ送り出した後も、膨大な遺体の収容や漂着物の回収などに追われる日々が続いた。日を追うごとに遺体は腐乱し、損傷度は増していったはず。どれだけたいへんな作業だったか。
『東の太陽、西の新月―日本・トルコ友好秘話「エルトゥールル号」事件』
山田邦紀・坂本俊夫 著
現代書館 刊
2007年9月 初版発行
『海難1890』
とあるタダ働きの時もらったチケットで公開中の『海難1890』を観てきた。
オスマン帝国(現・トルコ共和国)初の対日親善使節として1889(明治22)年7月にイスタンブールを出航した軍艦「エルトゥールル号」。老朽艦のため航行中のトラブルが多く、11か月に及ぶ苦難の航海を経て来日。明治天皇に謁見、スルタン(皇帝)の親書を奉呈して、ようやく祖国へ戻るべく1890年9月15日に横浜港を出航。
翌16日夜半、熊野灘を航行中に台風に遭い、必死の操船を行うもついに座礁、蒸気機関の爆発により大破沈没。この事故に気づいた大島の村人たちが荒れ狂う夜の嵐の中、決死の救出を試み、村人総出で救助・看護にあたった。
500余名の乗組員のうち、助けられたのは69名。異国の民を救うために命がけの働きをした熊野の人々がいたことは、日本ではほとんど知られていないが、トルコでは教科書にも載っていたこともあるそうな。
★トルコ人100人に聞きました! エルトゥールル号事件を知っていますか?
…ココ!
そして、その事件から95年後の1985年。
イランイラク戦争で、フセインによる無差別攻撃開始の通告が行われ、タイムリミットが迫る中、テヘランには取り残された邦人が300名余りいた。
日航機も自衛隊機も邦人救出には向かうことができなかったが、祖国に見放された人々に救いの手を伸ばしたのは意外なことにトルコ政府。ほかの国々がすべて自国民を優先するなか、最後の救援機で異国の民を救った。
★『海難1890』公式サイト…ココ!
ちなみに…
『献灯使』
「震災後の近未来を想起させるディストピア(反理想郷)」を描いた異色作。大災厄に襲われた国が舞台で、国土の半分は汚染のため住むことができない。かつての首都もほとんど人が住まなくなって、安全な食べ物は限られた地域でしか採れない。外来語を使ってはいけない決まりができたり、再び鎖国をして、外国との交流はなくなった。モータリゼーションやハイテクなども絶え果て、恐ろしく身体の弱い子どもたちと、いくつになっても異様に丈夫な老人たちが暮らしている。そういう不思議なシチュエーションを綴る独特の言語感覚が面白かった。表題作のほかにいくつか短編作品が収録されているが、いずれも汚染でとてつもない状態になって、世界から孤立する島国がテーマ。荒唐無稽なSF小説、と笑い飛ばすことができないのだけれど…。
『献灯使』
多和田葉子 著
講談社 刊
2014年10月 初版発行
(表題作の初出は『群像』2014年8月号)
★講談社BOOK倶楽部『献灯使』公式サイト…ココ!
★『献灯使』をめぐって--多和田葉子…ココ!
高山の“長漬け”拝受。
昨年12月の“漬物合宿”で漬け込んだ“長漬け”が食べ頃になったとか。
春のような陽気の中、正月山行で剱岳へ行ってきた組長チームが帰りに高山合宿所へ立ち寄り、漬物をもらってきてくれたとのことで、ブツの受渡しへ。
ちなみににゃみ庭ではクライマーローズの「白雪」が咲いてます。一季咲の品種なのだが。
直前下見→畑(新年初)→…
今月の仕込み。ホントに直前の下見へ。
うららかな陽気は暖かいを通り越して暑いくらい。そこから新年初の畑へ。
前回が12月27日なので、8日ぶり。玉ねぎらしいもの(昨秋に植えたものじゃない!まさか一昨年の?)だけが堂々と育ってて。
『百年前の山を旅する』
現代文明を遠ざけて、山を歩くこと。自分の力で食糧を調達すること。そんなことに取り組んできた著者が、昔の山人、徒手空拳で(?)山に入った先人たちの痕跡に気づき、彼らの足跡を追体験するように歩いた記録。
木暮理太郎と田部重治が100年前に歩いた記録のある奥多摩の笹尾根を当時の装備で歩いた体験に始まり、ウェストンと上條嘉門次による奥穂高岳初登頂(奥穂南稜)、若狭の鯖を背負って鯖街道(小浜から京都)を一昼夜で歩けるのかという実証、上田哲農のエッセイ「ある登攀」に記されている白馬岳主稜登攀の追体験(ダブルアックスではなくピッケル1本、ロープは8mm30m)、200年ほど前、加賀藩が黒部奥山に関する極秘の情報収集を行っていた「奥山廻り」を辿る山旅などなど。
“サバイバル登山家”として、現代文明の便利さに疑問を投げかけた著者によるさまざまな思索が非常に面白かった。
『百年前の山を旅する』
服部文祥 著
新潮文庫 、2014年1月初版発行
(初出は東京新聞出版局、2010年10月)
参考
★服部文祥さんの登山への探究心と、今の環境への疑問点 2010年10月24日
…ココ!
極にゃみ的に響いた部分を少しだけ抜粋してみる。
摩耶山初詣&…
昨日はいろいろ片づけものがあって行けなかったので今日こそ摩耶山へ。
摩耶山天上寺へ初詣。やはりこちらへはお詣りしておかねば。
福豆をいただいた。ありがとうございます。本堂で副貫主さまと少しお話をさせていただいたのだけど、、、
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