原画に加え、一部の作品を大きく拡大して展示。展示手法そのものも面白かった。また、画伯の筆文字のすばらしさにも感動。
新聞小説の挿絵だからモノクロで、枠のサイズが決まっているものの、ペン、ロットリング(?)、筆と、いろいろな画法で描かれていて、徐々に作風が変化するのも面白かった。
横尾作品の中では「グラフィックワークの最高傑作」とも評されている作品群だが、グラフィックデザイナーで、イラストレーターで、そして画家、である横尾さんならではの世界が展開。見飽きない面白さだった。
装丁も実物を展示。凝った作りでとても素晴らしい。
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