“幻のフルーツ”ポポー
高山合宿所で稲刈りをしていたら、ご近所さんが差し入れにきてくださった。
その方のおうちの庭に成っているという「ポポー」という果物。名前は聞いたことがあるけど、見るのは初めて!
明治時代に渡来した北米原産、バンレイシ科の植物で、英語名は「pawpaw」(ポーポー)。一見アケビ風だけど、熱帯フルーツみたいな濃厚な甘い香りがする。
切ってみると、ねっとりとした質感がまるでマンゴー。口当たりもマンゴーっぽいけど、味はバナナと洋ナシを足して割ったみたいな感じで、濃厚な甘さ。香りも良くて、とても美味。
熟すのが早く、あっという間に皮が黒っぽくなるし、崩れそうになるので、流通は困難。というワケで「幻の果物」なのだそう。
「森のカスタードクリーム」という呼び名があるそうだけど、まさにそんな感じ。
でっかい種がたくさん入ってたのだけど、蒔いてみたら発芽するだろうか。
ちなみに、こんな植物。合宿所のあるじが家の裏手に植えていた。
学名:Asimina triloba
和名:ポポー
科名 / 属名:バンレイシ科 / アシミナ属
★みんなの趣味の園芸「ポポーの基本情報 」…ココ!
自家不和合性の強い品種が多く、異品種を混植するか、同一樹に異品種をつぎ木しないと結実しないらしい。けど、ってコトは、結実したものは雑種?どんどん混ざっていくとどうなるんだろう?
ところで、高山のスーパーで「なつめ」の実が売られてて、どうするのか聞いたら「煮て食べる」とのこと。どんな味なのか見当もつかないのだけど、ここらのお家では庭にわりと大きなナツメの樹が植えられてることが多いみたい。
「水分のないぱさぱさのりんごみたいな味」で、これを煮るとどうなるのか…TwitterにUPしたら、「甘露煮にするのでは」「北京で食べた。懐かしい」、、、というようなレスが。
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