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怪しい電話が…

にゃみ庭のフジバカマに、今日もまたアサギマダラがやってきた。
Dsc08980
それから、キタテハらしい子も来てた。
Dsc08978
「秋型」らしく、なかなか華やかな姿。もっと黒っぽい蝶もいたけど逃げられた。

ところで…めったに鳴らない固定電話がたまに鳴ると、だいたいろくでもない。
が、稀にオシゴトの電話だったりもするので、とりあえず出てはみるのだが…、今日の午前中のこと…。

電話がかかってきて、取ってみたら
「コウホウドウのアオヤギと申します」と言う。

コンサルのようなことをされている、とある知人の名前を出して、「D〇さんから番号をお聞きしたのですが」と仰るので、何か仕事関係のご紹介?かも?と、ちょっと営業ボイスになりつつ対応した。

そのコウホウドウのアオヤギ氏が言うには、
「国会図書館でご著書の『六甲山を歩こう!』を拝見しまして」。

  国会図書館??
  あの本、収蔵してもらってんのか? へぇぇl…?初めて知った。

「はぁ、それはありがとうございます」←
「コースガイドだけではなくて、自然や文化のことも紹介されていて、たいへん興味深く… 
 個人的には私、先日富士山に登って、ご来光に感動したんですが、云々…」

何が言いたいのかよくわからない、要領の悪い話しぶりで、けど知人の紹介だし、辛抱強く聞いていたら、
「産経新聞の東日本版に、全国のガイド本を全面カラーで紹介するページでぜひともご著書を採り上げさせていただきたいのです」とのたまう。

「はぁ。それはありがとうございます」
  “記事”の話かと思って聞いてたら、
「8.5cm×9cmのスペースで、44人にお声かけてるんですが、プロのコピーライターが紹介文を書かせていただきます。つきましては、出稿料もかかることですので、費用のご負担をいただきたく」
「はぁ…?」
「22日の掲載で、掲載紙は送らせていただきます。お支払いは後日でけっこうです」
「はぁ… (で?ナニ?)」
「24万円なんですが」
「すみません、そんなお金はありません!」
「この機会を逃されますと、もう次はないかと」
 …あってもなくてもそんな金額払えませんて。

いったいなんやねん、と思ってちょっとググってみたら、
「褒め上げ商法」って呼ばれているものらしい。
「全国の44名に選ばれました」「24万円をお支払い下さい」「ぼったくり広告に注意・広報堂なる会社」 … まったくその通り。

実在する会社だし、広告を打っているのは事実のようなので、けっして詐欺とかではないようだけど、とあるサイトには「産経新聞の全面広告は、おそらく200万~250万円程度。44人の著作をひとり24万円で出すとしたら、遥かに相場より高い」とあった。スペースからして44人に声かけても掲載は半分?
ふーん、んじゃ、ぼったくりって表現はそう的外れでもないのか。

カモられるのは“自費出版”の方とか、アマチュアの美術家や音楽家が多いとも聞いた。あああそーですか、シロートくさくて相済みませんね。

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