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『サバイバル登山入門』

“サバイバル登山家”として知られる服部文祥氏。
大阪府山岳連盟遭難対策委員会主催の秋の恒例行事、“安全登山の集い”にゲストスピーカーとしてお招きします。

★「サバイバル登山 山に対してフェアでありたい
 11月12日(土) 18:30~
 大阪科学技術センター(靱公園内)
事前予約等は必要ありません。当日会場にお越しください。
にゃみにゃみ。も会場にてお待ちしています。

さて、その服部氏による“サバイバル登山”のハウツー本をご紹介。Photo_3
計画を立てる、装備を調える、歩く、火をおこす、食べる、眠るの6章で構成されている。
著者が実際に行ったサバイバル登山での写真などがふんだんに盛り込まれ、体験に基づく実践的な知識が得られる一冊。
圧巻は「食べる」の項で、シカの獲り方(!)、さばき方(!)、蛙、蛇などについても、図解と写真で詳細に…
狩猟免許や銃の入手方法などの解説もある。
これらをすべて参考にする人がどれくらいいるのかはわからないけれど、未知の領域で、たぶんできない(やらない?)ことを、リアリティを持って垣間見られるという意味でも興味深い本だと思う。
焚火の起こし方や沢筋での野営の仕方など、参考になることは多いと思う。

『サバイバル登山入門』
服部文祥 著
株式会社デコ 刊
2014年12月 初版発行

いろいろ面白いのだけど、極にゃみ的に一番ツボったのは…

第3章「歩く」 第6項「危機管理術」
P131 「ハチ」から
ハチに刺されたら「ポイズンリムーバーで患部を吸う」のが基本で、症状が緩和する、刺されたらすぐに使うのがポイント、としつつも、ハチ毒へのアナフィラキシーショックへの効果はないようだ、と書いた後に…

(以下抜粋)
 山で刺されてアナフィラキシーショックが起こったら、水に浸かって、体温を下げるなどの努力をしてみる。それでもだめなら、そういう人生だと思って、少ない余生を楽しもう。

「あきらめるな」とか、「潔くあきらめろ」ではなくて、「少ない余生を楽しもう。」!!
最後まで楽しむ姿勢、脱帽です。

もう一か所ツボったのが、第5章「食べる」 第7項「カエル」の獲り方。
ヒキガエルは動きが遅いので、「手づかみして生きたまま運ぶ」と紹介。
獲れたらザックのポケットや雨蓋などに入れておく。

で、入れたことを忘れて、ザックを投げたり、その上に座ったりするが、死んでいたことはない。ときどき「ククククク」とかわいらしく(もしくはもの悲しく)鳴いて、つかまえていたことを思い出させてくれると…。くくく。

ちなみに、生命力は強く、二、三日は持ち歩けるそうだ。やだけど。


★服部文祥「サバイバル登山入門」イワナ刺身編ココ!

★服部文祥「サバイバル登山入門」焚き火編…ココ!

★サバイバル登山家・服部文祥の装備論1 『最重要装備の鍋』…ココ!

■同じ著者によるこれまで読んだ本
百年前の山を旅する』2014年
狩猟サバイバル』2010年
サバイバル!―人はズルなしで生きられるのか』2008年
サバイバル登山家』2006年

ところで、ぜんぜんサバイバルでもなんでもないのですが、極にゃみ的に、ちょっとロングな縦走登山に出かけます。
一般ルートだけど、途中、電波もあまり通じなさそうだし、5日間補給も何もできない山域なので、携帯端末は最低限しか使えません。
なので、おそらくブログの更新もできないし、Twitterも、たぶんだんまりモード。
(安否確認ができそうな場所で、たまにつぶやくかもしれません。)
いきなり何の発信もしない日々が数日続くかもしれませんが、黙って歩いてますのでご心配なく。順調なら8日に下山の予定です。

(念のため)
・バックパック/ブルーアイス ワーソッグ40(黒)
・レインウェア/ファイントラック エバーブレスフォトン(黄緑/黒)
・ベース/ファイントラックアクティブスキン+アイベックスウーリーズ150+ROKKO-T(オレンジ)
・パンツ/ファイントラック ストームゴージュアルパインパンツ(レンガ色)
・シューズ/アルトラネオシェル
・りーぱ君の赤い飴ちゃん用サコッシュ

計画書は、現地警察(奈良県・三重県)に提出したほか、「登山のコンパス」にも登録。うちの組長と、大台署のおまわりさんにも送るという念の入れよう。用心深いわ我ながら。

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