『ひらめき!食べもの加工 おもしろ実験アイデアブック』
市販されてるいろんな加工食品を作ってみよう、という、実験の本。著者の“オヤジ”が、子どもたちと共に、実際にいろいろやってみたレポートにもなっていて、隅から隅までとても面白い。
ゼラチンで簡単にできるグミには、イチゴやキウイ、ヨーグルトなどのふつうのものから、味噌や梅干し、はたまたビールまで、いろんな味を試しまくり。ふつうはヨモギで作る草餅も、ハハコグサ、オオバコ、タンポポなどの野草から、春菊や青ジゾ、ミントなども。春菊、青ジゾ、ミントが意外と美味しいとかで、これはやってみたい。ほかにも、アルミ缶で作るアイス、麦芽水あめ、カッテージチーズ、かまぼこ、中華鍋で作る燻製、枯草の納豆まで全15種のチャレンジ記録。
『ひらめき!食べもの加工 おもしろ実験アイデアブック』
岡本靖史 著
農山漁村文化協会(農文協) 刊
2015年1月 初版発行
【ぷるぷるグミ】
基本の材料
100%果汁 60㏄
粉ゼラチン 10g
はちみつ 大さじ2(30㏄)
・型にサラダ油を薄く塗っておく。
・ジュースにゼラチンを加えて5分ほどふやかす
・ラップなしで電子レンジ30秒程度加熱
・はちみつを加えて混ぜ、さらに約30秒加熱
・熱いうちに型に流し入れて冷蔵庫で冷やし固める
【グルテンガム】
基本の材料
強力粉100g(50gのグルテンができる)
水 40㏄
塩・砂糖 少々
・塩水を作って粉と混ぜる
・ひとまとまりになったらよくこねる
・ラップをかぶせて1時間ほど寝かせる →休ませることで粘り・弾力が出る
・ボウルに水を張って、生地をよく揉む。水を変えながら10分ほど揉み続ける
・最後に水分を絞り出すようにして砂糖をもみ込む
※味付けは、シナモン、グリーンティ=◎
★応用 生麩饅頭
・グルテン30gを包丁で細かく刻む
・もち粉150gのうち、約1/4を振り入れてさらに刻み、混ぜ込む
・ボウルに移し、残りのもち粉と水120㏄を加え、なめらかになるまで混ぜる
・生地がまとまってしっとりしてきたら、10個くらいに分ける。
・薄く延ばして丸めたこしあんを包み、10~15分くらい茹でる
【草餅】
基本の材料
ヨモギ 20g
上新粉 160g ※うるち米が原料で、アミロペクチンとアミロースを含む
もち粉 40g ※もち米が原料で、ほとんどがアミロペクチン
砂糖 60g
熱湯 200㏄(塩一つまみ)
手水用砂糖水 適
・水洗いしたヨモギはさっと塩ゆでして水に取る
・絞って、細かく刻む
・刻んだヨモギと残りの材料をすり鉢に入れて熱湯を少しずつ加えながらすりこ木で混ぜる
・皿に移してラップをかけ、2~3分電子レンジにかける(加熱しすぎに注意)
・アツアツの生地をすり鉢に戻して、すりこ木でついたりこねたりしてもち状にする
※すりこ木は時々水でぬらすとくっつかない
【麦芽水あめ】
基本の材料
もち米 2合
乾燥麦芽(できれば大麦) 15g
水 もち米の3倍量
・もち米を洗って吸水後粥に炊く
・ミルで粉砕した乾燥麦芽を加えて、炊飯器の保温機能で50~60℃に保つ
・3~4時間経つと、麦芽のアミラーゼがもち米のデンプンを分解し、粘りがなくなってくる
・フキンで濾して、絞った液体を鍋で煮詰める
※乾燥麦芽の作り方
・大麦を2日ほど水に漬けて、湿らせたタオルに包んで暖かいところに置く
・20℃くらいだと2日程度で発芽する
・芽の長さが麦粒の1.5倍くらいに伸びたら、天日干しする
★でんぷん質のバリエーション
サツマイモ、ジャガイモはそれぞれとても美味しくできるそう。
【枯草納豆】
わらづと用稲わら 30本
基本の材料
100%果汁 60㏄
粉ゼラチン 10g
はちみつ 大さじ2(30㏄)
・型にサラダ油を薄く塗っておく。
・ジュースにゼラチンを加えて5分ほどふやかす
・ラップなしで電子レンジ30秒程度加熱
・はちみつを加えて混ぜ、さらに約30秒加熱
・熱いうちに型に流し入れて冷蔵庫で冷やし固める
【グルテンガム】
基本の材料
強力粉100g(50gのグルテンができる)
水 40㏄
塩・砂糖 少々
・塩水を作って粉と混ぜる
・ひとまとまりになったらよくこねる
・ラップをかぶせて1時間ほど寝かせる →休ませることで粘り・弾力が出る
・ボウルに水を張って、生地をよく揉む。水を変えながら10分ほど揉み続ける
・最後に水分を絞り出すようにして砂糖をもみ込む
※味付けは、シナモン、グリーンティ=◎
★応用 生麩饅頭
・グルテン30gを包丁で細かく刻む
・もち粉150gのうち、約1/4を振り入れてさらに刻み、混ぜ込む
・ボウルに移し、残りのもち粉と水120㏄を加え、なめらかになるまで混ぜる
・生地がまとまってしっとりしてきたら、10個くらいに分ける。
・薄く延ばして丸めたこしあんを包み、10~15分くらい茹でる
【草餅】
基本の材料
ヨモギ 20g
上新粉 160g ※うるち米が原料で、アミロペクチンとアミロースを含む
もち粉 40g ※もち米が原料で、ほとんどがアミロペクチン
砂糖 60g
熱湯 200㏄(塩一つまみ)
手水用砂糖水 適
・水洗いしたヨモギはさっと塩ゆでして水に取る
・絞って、細かく刻む
・刻んだヨモギと残りの材料をすり鉢に入れて熱湯を少しずつ加えながらすりこ木で混ぜる
・皿に移してラップをかけ、2~3分電子レンジにかける(加熱しすぎに注意)
・アツアツの生地をすり鉢に戻して、すりこ木でついたりこねたりしてもち状にする
※すりこ木は時々水でぬらすとくっつかない
【麦芽水あめ】
基本の材料
もち米 2合
乾燥麦芽(できれば大麦) 15g
水 もち米の3倍量
・もち米を洗って吸水後粥に炊く
・ミルで粉砕した乾燥麦芽を加えて、炊飯器の保温機能で50~60℃に保つ
・3~4時間経つと、麦芽のアミラーゼがもち米のデンプンを分解し、粘りがなくなってくる
・フキンで濾して、絞った液体を鍋で煮詰める
※乾燥麦芽の作り方
・大麦を2日ほど水に漬けて、湿らせたタオルに包んで暖かいところに置く
・20℃くらいだと2日程度で発芽する
・芽の長さが麦粒の1.5倍くらいに伸びたら、天日干しする
★でんぷん質のバリエーション
サツマイモ、ジャガイモはそれぞれとても美味しくできるそう。

わらづと用稲わら 30本
大豆 1カップ
・稲わらでわらづとを作り、熱湯消毒する
※納豆菌は100℃でも死なないが、ほかの雑菌は死滅する
・大豆は洗って一晩水に漬け、柔らかく煮るか蒸す
・アツアツのうちに、わらづとの中に入れて、折り曲げたわらを1本大豆に埋め込む
・新聞紙に包んで、熱湯を入れてタオルでくるんだ湯たんぽと一緒に箱に入れておく
※酸素が必要なので密閉しない
※つとの中を24時間以上、40℃以上に保つため、時々湯たんぽを入れ替える。
20時間以上経ったら様子を見る。糸を引いていたら2~3時間外気にさらしてから冷蔵庫へ。食べごろは2~3日後。
★稲わらの代わりに、ヨシ、トウモロコシでもできる。ススキは稲わらと似た香りで粘りが少な目、ササは香りはよいが少し苦みがあり、粘りは中。
★大豆の代わりに、ひよこ豆、赤エンドウ豆でも。
【炊飯器甘酒】
基本の材料
もち米 1合
米麹 200g
湯(60℃) 適
水 3合(最初にもち米に吸わせる分)
・洗ったもち米を3合の水で粥に炊く
・60℃まで冷まして、米麹をほぐしながら加える。60℃の湯を足す
・炊飯器の保温機能を使って、ふたを開けたままぬれぶきんをかぶせ、60℃以上にならないように7~8時間キープ
★もち米の代わりに、サツマイモ、ジャガイモ、洋ナシでも美味。
【天然水サイダー】

基本の材料
松の枝(新芽の付いた先の方) 4、5本
水 500㏄
砂糖 55g
・松の枝から葉だけを外して軽く水洗いする
・炭酸飲料の入っていたペットボトルに詰める
・分量の水と砂糖を沸騰させて、人肌に冷ましてボトルに入れる
・ゆるく蓋をして暖かい日なたなどに置く
・天気がいいと2~3時間で泡が出始める。2~3で完成
★松の葉の代わりに、干しイモ、葉生姜でも美味。
あと、ピザが焼ける「段ボールオーブン」も楽しそう。燃やしそうでコワいけど。
・稲わらでわらづとを作り、熱湯消毒する
※納豆菌は100℃でも死なないが、ほかの雑菌は死滅する
・大豆は洗って一晩水に漬け、柔らかく煮るか蒸す
・アツアツのうちに、わらづとの中に入れて、折り曲げたわらを1本大豆に埋め込む
・新聞紙に包んで、熱湯を入れてタオルでくるんだ湯たんぽと一緒に箱に入れておく
※酸素が必要なので密閉しない
※つとの中を24時間以上、40℃以上に保つため、時々湯たんぽを入れ替える。
20時間以上経ったら様子を見る。糸を引いていたら2~3時間外気にさらしてから冷蔵庫へ。食べごろは2~3日後。
★稲わらの代わりに、ヨシ、トウモロコシでもできる。ススキは稲わらと似た香りで粘りが少な目、ササは香りはよいが少し苦みがあり、粘りは中。
★大豆の代わりに、ひよこ豆、赤エンドウ豆でも。
【炊飯器甘酒】
基本の材料
もち米 1合
米麹 200g
湯(60℃) 適
水 3合(最初にもち米に吸わせる分)
・洗ったもち米を3合の水で粥に炊く
・60℃まで冷まして、米麹をほぐしながら加える。60℃の湯を足す
・炊飯器の保温機能を使って、ふたを開けたままぬれぶきんをかぶせ、60℃以上にならないように7~8時間キープ
★もち米の代わりに、サツマイモ、ジャガイモ、洋ナシでも美味。
【天然水サイダー】

基本の材料
松の枝(新芽の付いた先の方) 4、5本
水 500㏄
砂糖 55g
・松の枝から葉だけを外して軽く水洗いする
・炭酸飲料の入っていたペットボトルに詰める
・分量の水と砂糖を沸騰させて、人肌に冷ましてボトルに入れる
・ゆるく蓋をして暖かい日なたなどに置く
・天気がいいと2~3時間で泡が出始める。2~3で完成
★松の葉の代わりに、干しイモ、葉生姜でも美味。
あと、ピザが焼ける「段ボールオーブン」も楽しそう。燃やしそうでコワいけど。
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