『若冲原寸美術館 100%Jakuchu!』
どの作品にも生き生きとした原色が踊り、ともかくものすごい迫力。
リアルとか写実的とかって言うより、近代デザインのよう。
花鳥画だから当たり前なんだけど、花と鳥、そして昆虫や貝、魚などが、すごく面白く描かれている。
「紫陽花双鶏図」の鶏。鳥は、どれもすごい迫力。コワいくらい。
紫陽花も意匠的なのに不思議なリアリティ。両性花がきちんと描かれてる。
「梅花群鶴図」の鶴の顔。目つきがなんとも…
「芍薬群蝶図」。チョウチョの目がなんか怪しカワイイ。こっち見てる?
「老松白鳳図」の白い羽根部分。グラフィカルな表現がスゴイ。
美術館でガラス越しに本物を見るより面白いかも。もちろん美術品って、実物を見てこそ、ってことはわかってるんだけど。
極にゃみ的には近眼だから、展示物だとこんなにじっくり細部まで見られないし、まして人気の若冲展ともなれば、ゆっくり見てはいられないだろうし。
いつか実物をじっくり見る機会…がきたらええなぁとは思うけどな。ともかくすごい才能だということはよくわかった。
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