発酵パワーな一日
まずは、白鶴酒造の広報担当の方から「発酵と日本酒」についてのお話。発酵の仕組みや、酒づくりが灘で盛んになった地理的要因などについても解説。六甲山があるからこそ、の灘の生一本なのである。
続いて、神戸大学特命助教、山下陽子先生から、腸内細菌に関するお話。健康維持、免疫力を高めるためには微生物の働きが重要であること、微生物とのよい共生関係を作るためにもバランスのよい食事が重要であること、などをわかりやすく解説。ごはん+味噌汁を基本とした和食が日本人にとっては最適で、米、大豆、野菜、海藻、芋類と魚をしっかり摂ること。発酵食品を摂ることは有用だが、必ずしも微生物が生きている状態でなければならないわけではないこと。
手軽に作れる発酵食品として、酒粕と塩麹を使った漬物を漬け込む作業を。
ランチに山下先生監修のお弁当。ホントは黒豆ご飯は、きれいな薄紫色になるはずだったそうなのだけど、先生の作り方とは違うものになってたみたい。鶏の西京焼き、かぶらのなます風、かぼちゃの甘酒きんとん、ナッツごまめなど、ヘルシーなメニュー。
昼からは摩耶山へ。
1月23日の天上寺味噌作りワークショップで仕込んだ味噌の“味噌開き”。
奇しくも、午前も午後も発酵関係。味噌の配布が終わって片付けてから、掬星台で燃え残っていた暖助忘年会チーム(?)になだれ込んだ。
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