伊吹島の「いりこ」と西讃の「おいり」
伊吹島では、通常の漁船仕様とはケタ違いのパワフルなエンジンを搭載し、船足がめちゃめちゃ早い漁船を使ってるとか。
その船の機動力で、漁獲から30分以内に洗浄→釜揚げの加工プロセスを実現したものだけが「伊吹いりこ」を名乗れるのだそう。
つまり、とても品質が高く、まさしく「いりこの最高峰」とも言うべき逸品ということであるらしい。
継続的に行ってるかどうかは確認してないけど、一応放射能検査などもされているようなのでちょっと安心。
それから、お土産屋さんで可愛らしいお菓子を見つけた。
「おいり」というもので、元々は丸亀藩主の姫君がお輿入れのときに、領内の農民らが五色の餅を煎ったあられを献上したことに因む歴史あるお菓子だそう。「心をまるく、まめまめしく」ということで“花嫁菓子”とも言われて、婚礼のときの縁起物、お配り物としても使われているそう。口に入れるとすっと溶けてしまうような軽やかな食感で、優しい甘さ。作るにはとても手間がかかるそうで、1週間かけて作られるとか。
ついでに、地元のスーパーで発見した麦みそ。九州や山口だけではなくて、四国も麦みそ文化圏なのであった。
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