『"キレイ" にうれしい雑穀パワー』
去年くらいから“雑穀”というものに興味があって。で、『雑穀 ~つくり方・生かし方~』という本を読んだり、高山合宿所で麦を蒔いたりもしてみたんだけど…(収穫直前にイノシシにやられて全滅)。麦はうちの畑でも育てたけど、食べるほどは採れず、某所で種を継いでもらってる。で。
月曜日『新潟のええとこ・うまいもんゼミナール』に参加した時、まだ枠がありますよ、とご案内いただいて、またまた「アサヒ ラボ・ガーデン」で行われた雑穀に関するセミナーへ。
“日本雑穀協会”(そんなんあるんや!)認定の雑穀クリエイター(そんなんあるんや!)梶川 愛(かじかわ めぐみ)氏が講師で、約1時間強、熱~く、雑穀のお話をしていただいた。
雑穀ごはん用にミックスされたものは日頃よく見かけるけれど、単体で見たことはあまりないでしょう、ということで、主要な雑穀の実物サンプルを見せて下さった。
さらに、穂についた状態のものも。
ダイシモチ!これは今年育ててみたくて、昨秋に種を探したけど、どことも売り切れで入手できなかったもの。
雑穀にはいろんな種類があるけれど、一般的な定義としては、主食で食べている精白米・精麦された小麦以外の穀類のこと。
ビタミン・ミネラル・食物繊維を多く含み、ポリフェノールを含んでいるのも特徴。
ほとんどが種子の状態のままで食べるので、噛み応えがしっかりとあり、健康作用が非常に高い。
噛み応えのある食べ物は、脳の血流をアップさせる。満腹中枢を刺激するのでダイエットにも有効。唾液が活発に分泌されるので、リゾチウム、ラクトフェリン、パロチンなど、免疫UP,いわゆるアンチエイジング効果も期待できる。豊富な食物繊維は、人体の免疫を司る腸を元気にする。etc.
お話の合間に試食もアレコレ。
話題のスーパーフード15種&雑穀10種を配合した「スーパーフードキューブ」は、噛み応えがあってヘルシーなお味。小腹が減ったときに腹の虫をおさえるのによさそう。かみしめるとじんわり味わい深くて美味だった。
粉末を溶かして飲む「5種のナッツ&タイガーナッツスムージー」。
タイガーナッツというのは、最近注目されているいわゆる“スーパーフード”のひとつで、ナッツという名で呼ばれているけれど、カヤツリグサ科の植物の塊茎を乾燥させたものらしい。5種類のホントのナッツのほか、生きたまま腸に届く有胞子性乳酸菌なども配合しているとか。これも香ばしくて美味しかった。
パンケーキとかクッキーに混ぜてもいいかも。「雑穀せんべい」も試食用にいただいた。
これらの書籍は、「アサヒ ラボ・ガーデン」の書棚にあるので、自由に閲覧できるそう。梅田で時間のあるとき、ぜひ立ち寄りたい。
麦なぁ… もち麦とかファッロとか、育ててみたいねんけどなぁ。
【覚書】 参加者への「プレゼント」ということで講師によるレシピをいただいた。
「春色のテリーヌサラダ」 17.5×8×5.5サイズのパウンドケーキ型1台分
アボカド3個、海老5尾、ラッキョウ甘酢漬け10個、黄パプリカ、胡瓜
A もちきび大さじ2、水大さじ4、グレープシードオイル大さじ1/2、レモン汁大さじ1/2
B 塩、コショウ、レモン汁 適量
C 塩、白ワイン 適量
D マヨネーズ、ケチャップ、ラッキョウ甘酢 各大さじ1、醤油少々
・もちきびはさっと洗い、レモン汁以外のAを加えて30分浸水
ラップをして電子レンジ5分(600w)、レモン汁を加えて5分蒸らす
・海老はCを加えた湯で茹でて殻をむき、ざく切り。それ以外の具も角切りに。
アボカドは半分角切り、半分はつぶしてBを加える
・型にラップを敷いて、もちきびを隙間なく入れて、具を加え、交互に詰める。
しっかり押さえつけて冷蔵庫で2時間ほど冷やす
・Dを混ぜたソースを添える
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