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『おばちゃんたちのいるところ』

ひとり暮らしのOLの部屋のチャイムが鳴った。
Obatyantati 押し売り勧誘泥棒レイプ犯…?の可能性を考えてビビりながら外を伺うと…
訪ねてきたのは、おばちゃんだった。

「えっ、おばちゃん」
「なんや、あんた、ひどい顔して」


つっかけサンダルに金と紫のスパンコールで虎模様を描いた化繊のセーター、といういでたちで現れたおばちゃんは、
「玄関せまっ」
と言いながらどしどしと上がり込んできた。

…という第一話から始まる短編集。これがなかなか面白かったのである。

『おばちゃんたちのいるところ』
松田青子 著
中央公論社 刊
2016年12月 初版発行

この世の者と、あの世の者(?)が、不思議な感じで共存している物語。飄々としたタッチながら、なんだかほんわかした気持ちになれる。
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著名な(?)幽霊や妖怪たちも登場する、独特の世界が面白かった。
“おばちゃんたち”がいる不思議な会社でオシゴトしてみたい。そーゆー才能、ないんだけど。

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