洞川へ。山旅二日目(下山編)
二日目。ちょっと雲が出てるけど、とても穏やかな天女の舞の夜明け。
山では珍しいほど、ほとんど無風で音のしない夜だった。標高1000m、少し冷え込んだけど、まぁ想定内。快適な夜を過ごした。せっかく前夜はよく晴れてたのに、星が見られなかったのが残念だが(まだ明るいうちにスヤスヤと眠ってしまったのであった)。
4時半頃に鳥のさえずりで目覚めるも、完全に明るくなるまで寝袋でごろごろ。5時に起きだし、朝ごはん食べて、撤収して、5:55出発。
栃尾辻から天川川合へ。稲村ヶ岳、山上ヶ岳に雲がかかってる。
今日はふつうの道。多くのハイカーが歩いている一般ルートを下ったのだが、油断なのかなんなのか、途中でコケて、あろうことか道から落ちた。
登山道から落ちる経験は、じつは二度目。
1回目は、大昔だが、笠ヶ岳からクリヤ谷を下ってるとき。けっこうな悪天で、道がぬかるんでて、4人パーティの全員が何度もコケるという状況。その時も、加速度がつく前に停止したので事なきを得たのだが…
今回、足を滑らせて止められず、「アカン!」と思いながら道から落ちた。
幸い加速度がつく前に停止(偶然)。受け身は取ったかもしれないが、斜面で有効とは思えず。たまたま運よく停まって、けがもなかった。
“落ち慣れてる”人からすれば、フツーの光景だったかもしれないが、日ごろコケないしヤバいことはあまりしでかさない身からすると、けっこうビビった。
重荷だったらヤバかったかなぁ。年のせいかなぁ。ちょい前にもやらかしたしなぁ。ソロでうろうろするときは、マヂで気をつけないとなぁ。
(あ、次号のPEAKSは、ソロ特集みたいですよ。カッコいい記事ではなく、とほほなエピソード紹介で登場予定。とほほ。)
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