白山2日目(ゴマ平避難小屋~室堂~殿ヶ池避難小屋)
ガスが出たり、雨が降ったりやんだり。初日の雨はたいしたことがなかったので、多少濡れた物はすべて夜のうちに乾いていて、靴も全く濡れてなかったので快適ではあった。この段階では。
ニッコウキスゲが満開で、雨に濡れた姿がとてもきれいだった。
白山は活火山。今回ヘルメットをどうしようか一応考えたのだけど…噴火の兆候は観測されてないみたいだったので、持って行かなかった。
ビューポイントの地獄覗き。「地獄尾根の壮絶な景観」はバッチリ見えた。上下を雲にサンドされた状態でそこだけ見えてる、サービスショット的な景観。
クロユリがたくさん咲いてた。これまで見たことのないくらいの群落。
道標は、ほとんど全部が倒れてる。笑うくらい倒れてる。なんで…?
北弥陀ヶ原を過ぎて、2349ピークからヒルバオ雪渓が見えた。
お花松原の先で小さい雪渓が2か所。
この2か所は対岸の道が見えていたので問題なかったのだが…
ヒルバオ雪渓を横切るところが、ガスで反対側が見えなくて、踏み跡も全くわからず、どうルートを取ればいいのかわからなかった。斜上していかないといけないのを直進しかけたりして、無駄にうろうろしてしまった。なんとか対岸の道を発見。
6時間半のコースタイムのところ、7時間ちかくかかって山頂部へ。ガスガスで何も見えず。
池巡りコースから御前峰へ登ろうと思ったけど、霧が深くて何も見えないので、途中でやめて室堂へショートカットすることに。が、千蛇ヶ池から室堂へのコースに大きな雪田が残っていて、またまたルートがわからず、ガスの中でうろうろ。マーキングに竹竿を刺してくれているのがもれなく倒れてて、ガスっているので近くまで行かないと見つけられなかった。
室堂もこんな感じ。ビールとワインを買って、水を汲んだ。
室堂センターの掲示板でようやく天気予報を知ったけど、大雨警報出てますがな。
が、こんな天気の平日に、続々と登山者が登って来るのに驚いた。まぁこんな天気のこんな時間に下って行く私たちを見て、向こうも驚いたと思うが。
雨は、豪雨になっていて、道はほとんど沢。というか滝みたいな状態。
視界も悪く、滝のように水が流れる中を粛々と下る。「豪雨体験」みたいな降り方の中を歩いていると、5年くらい使ってる古いレインパンツは完全に防水機能がダメになり、下半身から濡れはじめた。靴も完全に水没状態、何もかもずぶ濡れ。
15:45、殿ヶ池避難小屋到着。歩行距離約12㎞、行動時間約10時間。よく頑張りました。
一応防水パッキングしてたので荷物は濡れてなくて、着衣は着干しですぐに乾いた。靴と靴下は絶対乾かないだろうと思ったけど…
今回、寝袋は、ゴアテックスのカバーと、モンベルのスリーピングシーツのみにしたけど、やや寒いくらいでなんとか凌げた。
※ヤマレコに記録をUPしました…ココ!
[ウェア]
インナー/ファイントラック「パワーメッシュ」
トップス/ファイントラック「ドラウトエア」(長袖)
パンツ/アクシーズクイン「ナツミチ」(七分)
レインウェア/(上)アクシーズクイン「カグヤ」 (下)ファイントラック「エバーブレスフォトン」
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