「KOBE OLIVE NEXT 150」@湊川神社
神戸の湊川神社に、日本最古のオリーブの樹がある。
明治12(1879)年、今の北野ホテルのあたりに、国の殖産興業政策の一環として官営農業試験場(後の「神戸阿利襪園」)が開設された。そこにに植えられていた樹の1本が、縁あって湊川神社の境内に移植された。
その樹は、神戸空襲の戦火も、震災も生き延びた。
樹齢140年の立派な古木に成長したが、昨年秋、異変が見つかった。
樹木医の中島末二氏と、果樹園芸学が専門の神戸大学名誉教授中西テツ氏が調査したところ、モクセイ科の植物を好む「オリーブアナアキゾウムシ」という昆虫が食害していた。
半年ほどかけてさまざまな治療を行い、樹勢はやや回復してきたものの、長期的な対策が必須とのこと。
そこで、この樹を守るためのアクションとして、神戸港開港150年ともからめて「KOBE OLIVE NEXT 150」というイベントが企画された。11時開始で、セミナーやライブ、オリーブに関連する展示や飲食・物販など。
とりあえずマルシェだけでも参加しようと布引から下山して駆けつけてみた。
売り切れの店もあったけど、「Maison Murata」のパンはしっかりGet。
境内にそんな歴史を秘めたオリーブの樹があるとは知らなかったけど、これからこのあたりを通るときにはきっとこの樹のようすを見に立ち寄るだろうな。元気になりますように。
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コメント
心配していたよりもオリーブの木は元気そうで、ひとまずホッとしました。
元気な頃の写真と見比べるとまだまだなようなので、順調に回復してくれることを願います。
今回はいろいろありがとうございましたm(__)m
MURATAのパン、ゲットできて良かったですね!
投稿: 海と太陽 | 2017年9月25日 (月) 08:24
海と太陽さん、
お知らせありがとうございました。
おかげでステキなイベントにちょこっとだけど参加できました。今後の経緯を見守りたいですね。
元気になるといいなぁ。
Maison Murata、そのうちお店に行かねば!
投稿: にゃみ。 | 2017年9月25日 (月) 08:37