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安全登山の集い2017

この時期恒例、大阪府山岳連盟遭難対策委員会主催の「安全登山の集い」。
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今回は、岐阜県から、北アルプスで41年間山岳救助に当たってこられた、元岐阜県警察本部山岳警備隊飛騨方面隊長の谷口光洋氏をお招きした。

谷口氏は、北アルプスで遭難救助一筋に取り組んでこられた方で、全国で4人しかいない「警察庁指定広域技能指導官」も務められた。高校生のときに、北アルプス登山中に警察による遭難救助の場面に遭遇し、山岳警備隊を目指したとか。
入隊2年目に、弟のように可愛がってくれていた先輩隊員を救助活動中の事故で亡くした。泥まみれ、汗まみれ、時には血まみれ、凄惨な遺体の収容もある。ときに命懸けのたいへんな仕事だが、遭難者を助けたいという思いで続けてきた。
その経験から、

・登山届は非常に重要。行方不明になったときに探す手がかりがなければ生存救助が間に合わないことも。計画書を作成するほどでもない近場の低山であっても、必ず行先は家族に言っておくこと

・登山届の提出経路はいろいろあるが、基本的には県が管理している。どこへ出しても事故となれば共有されるが、山麓に登山センターがあるのならそこに提出しておくと、一番現場が動きやすい

・北アルプスではヘルメット装着。山小屋などにレンタルもあるが、よく行く登山者は自前のものを持つほうがいい

・携帯端末のバッテリーは命綱。無駄に使わない、予備を持つなど

・ヘリに合図をするときは、上着などを回すように振る。近づいたら上下に。関係ない人はヘリに手を振るのはやめて
・上空からの捜索に答えるには光るものが有効

・最近のヘリ救助は県単位ではなく、広域運用されるようになってきた。自治体によっては有料化が検討されている

ほかにもまだまだ興味深いお話があったけど… 思い出したらまた追記するかも。

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