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六甲山大学ミントサロン「コケの世界へようこそ」

2018年4月度、第44回目の六甲山大学ミントサロンはコケのお話。
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コケに関するご著書も多い、フリーの編集者・ライターの藤井久子さんがゲストスピーカー。

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主な著書に『コケはともだち』『コケ図鑑』などがある。
★「かわいいコケブログ」…ココ!
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コケの魅力は、「近づいたものだけにそっとその美しさを披露してくれる」「コケの性格を知ると100倍面白くなる」「ルーペと図鑑でコケの森にトリップできる」
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お話もとても面白かったのだけど、一番ウケたのがコレ。全員に霧吹きとルーペと、干からびた「スナゴケ」が配られた。二人一組で、ルーペを覗きながら霧吹きで水をかけてもらうと…瞬時に、ただの縄か枯草みたいだったコケが…
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生き生きと蘇った。これにはみんな大感動。コケは、乾燥など生存環境が悪くなると、休眠に入るのだが、水分を得るとすぐに復活するそう。

植物にはわりと興味があるので、日頃から見ながら歩いているけれど、コケとシダはどうも苦手意識があって、見ても同定しようという気にならなかった。
だが、藤井さんに言わせると、「コケを知らない人は人生損をしている」そうである。ここ5年くらい、コケに関する認知がぐっとアップしていて、昨年4月に上梓された『コケ図鑑』も、わずか1年ですでに5刷だそう。私も先日購入したのだが、奥付を見ると4刷だった。せっかく図鑑も買ったことだし、これからはちょっとコケにも注目してみよう。

世界には18000種のコケが存在し、そのうちの約1割、1700種が日本に分布しているそう。蘚類が176種、苔類が90種、ツノゴケは1種。なかなか見分けるのは難しそうだけど…ぼちぼち付き合っていくか。

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