『今すぐ食べたい! すごい缶詰150』
3月に取材させていただいた、雲雀丘花屋敷にある東洋食品工業短期大学。
閑静な住宅街の中にある美しいキャンパスで、社会人・外国人向けの講習会なども行っている。
関西出身の実業家として、のちに政治家としても手腕を振るった高碕達之助氏が創業した「東洋製罐」が母体。
高碕達之助と言えば、御母衣ダム展望台に立つエドヒガンの巨樹、“荘川桜”でも有名な方。“桜博士”笹部新太郎氏に依頼して、ダムの底に沈む運命だったエドヒガンを移植した壮大なプロジェクトでも知られている。
★荘川桜コラム:高碕達之助について…ココ!
高崎氏は、その卓越した経営手腕を買われ、通商産業大臣などを歴任したのち、科学技術庁長官、原子力委員会会長の要職を経て、電源開発(J-POWER)初代総裁になった。だが、
「人間の営みをしていく上で、開発は必要であるが、できる限り自然環境に配慮し、大切にする精神」が必要、という哲学を持っていたひと。
政治家が、そして電力会社などの経営者が、そういう精神を持ち続けていれば、今のようなことになっていないだろうと思うのだが…
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