「クライミングエクササイズ」@コープこうべ
コープこうべ「コープ健康スポーツクラブ」に、クライミング壁が登場。
クライミングはもうずいぶん、現役引退状態で、長らく登ってないのだけど、ちと偵察に。住吉川の東畔、2号線に面した「コープのカルチャー」生活文化センターの隣のビル。
※施設内は原則として撮影禁止。取材許可をいただいた上で撮影しています。
フィットネスジムの一画に、高さ6mのトップロープ壁とオートビレイ壁、
高さ4mのボルダリング壁がある。初回利用時には、「安全講習&利用体験」(税込み2000円)を受けることになっているが、8月5日までの期間は、オープニングキャンペーンで、通常60分のところ、90分まで利用できる。
プロデュースしたのは、OUT SIDEを主宰する山岳ガイド・笹倉孝昭さん。壁の施工はOCS、設計は林さん。
笹倉さん、夏場はガイドのオシゴトでほとんど関西にはおられないのだが、今日はインストラクターが笹倉さんご本人で、いろいろインタビューさせていただいた。
まず、「クライミングエクササイズ」というのは、一般的なクライミングとは違って、スポーツジムでできるいろいろなエクササイズのⅠ種として設定しているメニューだそう。なので、クライミングそのものが目的なのではなく、「楽しく身体を動かす」ことに主眼を置いているとか。ひとひねりある、小難しい課題ではなく、クライミング未経験者がムーブを楽しめるような設定だそう。
「エクササイズ」「ボルダリング」「トラバース」と分類してあって、エクササイズは、左右対称にホールドがセットしてあり、重心移動を体感しながら身体を動かす。ボルダー課題やトラバースも、身体に悪いカチ系のホールドなどは一切なく、ほぼわし掴みガバ。ホールド間の距離もすべて測ってセッティングしているそうで、リーチ―な課題は皆無らしい(届かない…と撃退されたら、ムーブが違う)。
オートビレイ機。じつは初めて使ってみたのだけど、テンションかける瞬間が怖かったけど、通常のビレイに慣れてない人なら逆に怖くはないのかも。これはなかなかよいシステムだと思う。ひとりでトライできるし、セットミスをしない限り危なくないし。
ジム内はエアコンも効いているし、シャワーも使えるし、シューズ・ハーネスはレンタルあり。一度体験してみたいという方にはお勧め。(逆に、クライマーには楽しくないかも。課題を楽しむジムではなくて、あくまでエクササイズなので。)
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