藍草(タデアイ)の叩き染め
michiruさんからいただいた種を、4月23日に畑におろした藍草(タデアイ)。
雑草抑制の意味もあって、畝の間に蒔いたのだけど、すごい元気に育ってる。
7月の中旬くらいが一番藍の刈り取り時期だとmichiruさんからメールをいただいてて、生葉染めをやってみようと思っていたのだけどなかなか時間が取れなくて…
藍の色素のインジゴは蛋白質に反応するので、染めるならシルクかウールがいいとかで、手元にそんな布、ないしなーと躊躇してたのだけど、生葉の「叩き染め」なら木綿でも染まると聞いて、やってみることに。
ホントは葉が水分をたくさん含んでいる午前中がいいらしいけど、昼頃から何度か台風の残りの雨が降ったので、まぁええやろ。柔らかそうな葉っぱを布の上にじかに置く。
調べてみたら、「ラップの上に布を置き、その上に葉を乗せて、ラップをかけて、木槌で叩く」とあった。木槌はないので、適当な石を拾ってきて、ビニール袋で上下を挟んで、叩いてみた。
葉の汁がまんべんなくしみ込むまでしっかり叩いて。白地の手ぬぐいを使ったので、生地が薄いし、葉を間に挟んで2面染まるようにしてみた。
くたくたになるまで叩いて、開いてみたところ。葉の汁で濃い緑色に。
葉の汁をしっかり洗い流して、太陽に当ててしっかり干すとインジゴが酸化して緑から青に変わるということらしいのだが… ちょっと緑に近い色?もう日がかげってたので、紫外線が足りなかったのかな。せっけんで洗うか、オキシドールをかけると一気に青になるとも聞いたけど。古いTシャツでもやってみたけど、メリヤス編みの生地だと、厚みと、表面に凹凸があるせいで、葉っぱの形が手ぬぐいほどくっきり出なかった。
少し研究して、再チャレンジしたい。
藍は、ものすごくいろんな効用のある植物らしく、虫除けや蛇除けとして藍染のものを身につけたとか。薬草としても有用で、生葉、乾燥葉、種子を消炎、解毒、止血、虫さされ、痔、扁桃腺円、喉頭炎の薬として使われてきたそう。
また、藍染に使う、乾燥させた藍の葉を発酵させた「すくも」は、強力な解毒作用があって、ふぐ中毒に効果があるとされてきたらしい。
葉を煎じて飲んだり、スプラウトにして刺身のつまに、生葉を天ぷらにしたり、刻んで薬味にしたりもするそうな。とりあえず一番葉を刈って干しておこうかな。
コチラのサイトに詳しい。
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