夏山縦走3 薬師岳山荘~折立下山
同室者はみなご来光狙いなのか、4時半に起きたら誰もいなかった。
ゴージャスな朝ごはん。ままかりのみりん干しは焼き立て。手持ちの水があと100ccくらいしかないので、水場のある太郎平まで一気に降りることにして、みそ汁をお代わりし、お茶もしっかりいただいた。
5時からの朝食が少し前倒しで4:50分からいただけたので、5:15に出発。9:50折立発のバスに乗るべく、気合を入れて急いで下ることに。コースタイム4:50なので、頑張れば乗れるはず…西側は見事な雲海で、下界は完全に雲の下。
が、山上はきれいに晴れてて、爽やかな天候。
昨日もそうだったけど、後ろからガスが追いかけてくるんですけど。でも頭上は晴れてるのだ。太郎平で水を補給。
約1時間で太郎小屋に到着、休憩せずそのまま雲海に向かって下って行く。
途中、雲海の上に弥陀ヶ原とその向こうに屹立する剱岳が見えた。
三角点ベンチを過ぎてしばらく下ったあたりから雲の中へ。折立へは8:30に到着。気合入れすぎて、地図のコースタイム4:50のところ、3時間ちょいで着いてしまった。
下界も薄曇りで雨ではなかった。結局、一度も雨には遭わず。我ながら晴れパワーなかなかのものだと思う。
1本早い、8:50発のバスに余裕で間に合ってしまった。最新の地図(昭文社・2018年度版)には、折立は携帯圏外と書いてあったが、電波はしっかり届いてて、「山と自然ネットワーク コンパス」で計画書をUPしていたので、下山届も完了。
11:30と13:00の便は富山駅行だけど、朝の2便は有峰口駅行。昔々山帰りに来たことのある懐かしい駅舎で、約30分待ち。
立山発富山行きの地鉄で、途中岩峅寺駅で南富山経由の線に乗り換え(20分待ち!)、不二越駅からすぐの「満天の湯」へ。
富山には、行ってみたい銭湯がいっぱいあるんだけど、どこも午後にならないと開かないし、朝からやってるところはもれなく駅から遠い。足の便がよくて朝から入れるコチラ、山帰りの人がたくさん来てた。出る頃、電車で同じだったっぽい人たちがたくさん来てたので、みなさん富山に一度出てから回ってきたみたい。昔は富山駅から10分くらいのところに「観音湯」っていうレトロですてきな銭湯があって、重宝してたのだけど…
ともあれ、お風呂でさっぱりできてよかった。
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