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「六甲山の災害展」&「津波避難体験コーナー」@ひとぼう

昨日、「人と防災未来センター」へ、特別展と新規設備を見に行った。
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ひどい残暑で日差しがきつすぎるせいか、県立美術館の前を通ったら、いつも屋根にいる「美かえる」がぐったりしとった。融けてる?夏バテ?

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目的地はコチラ、
人と防災未来センター

「夏休み防災未来学校2018」のプログラムのひとつ「六甲山の災害展」。
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西館ロビー、入館料がいらないエリア。昭和13年の阪神大水害を始めとする、六甲山で起こりがちな土砂災害についての総合的な展示。Dsc06052
六甲山の土砂災害について」というエントリでも紹介した、砂防堰堤の効果を目で確認できる実験装置もあった。3D映像で土石流の恐ろしさを紹介するコーナーや、雨の強さを見る装置なども。夏休みの子ども向けに、見るだけではなく、体感できる展示になっている。26日(日)まで。
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昭和42年以降、六甲山周辺で大きな土砂災害は起きていないが、六甲砂防事務所は「偶然でしかない。最近の豪雨は砂防対策の前提雨量を超えており、台風シーズンの9月~10月は特に注意が必要」とコメントしている。今日の台風は大丈夫だろうか。

そして、もうひとつの目玉が人と防災未来センターに新しく登場した、「津波避難体験コーナー」。近い将来、南海トラフ地震は必ず発生すると言われており、地震と津波によって、とてつもない被害が想定されている。
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各地域を襲う津波の高さや到達時間を表す展示。
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新しくできたのが、「津波の実写・CG映像の中、歩行装置に乗り、水圧がかかる中での歩行がいかに困難かを体感し、津波がやってくる前にいち早く避難することの重要性を学習」する設備。
実際にやってみたけど、脚力には自信がある山ヤの私ですら、そうとうたいへん。
いや、沢で知ってる。膝を超える水深で歩くのはかなりたいへんで、腰を超えると非常に困難なこと。
ともかく、津波にはつかまらないことが重要。
垂直避難、てんでんこ。覚えておきたいことはたくさんある。南海トラフは、近い将来「必ず動く」と言われているのだから。

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