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山のお守り「ヒトココ」導入

ちょいちょい、誰もいないマイナー山域に出かけたりするもので…
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この夏、ついに「ココヘリ」に加入した。2015年3月の「道迷い」シンポジウム以来、注目はしていたのだが。

わずか20gの子機(発信機)=「ヒトココ」が会員証(レンタル機器)。
USB充電できて、フル充電で3か月、電波を発信し続ける。
親機(受信機)が子機の電波信号を捉えて、位置を特定することができるもので、電波発信は見通し1km程度、条件がよければ最大約5㎞程度。ヘリ捜索に対応している。

会員制の「ココヘリ」は、入会金3000円、年会費3650円。全国6社の航空会社と提携し、要請すれば1事案3回まで無料でヘリ捜索してもらえる。

先日の薬師岳縦走みたいに、人がそこそこ歩いてる一般ルートならべつにどっちでもいいのだが、2016年秋の台高のときには、本気で誰にも会わないし、ずっと携帯圏外で、何かあったらまず発見されないよなぁ、と、思いながら歩いてた。

そのような状況下では、急病にしろ事故にしろ、何かあれば生存救助は望みが薄い。下山予定日を過ぎても戻らない、ということになって、初めて捜索開始となるから。
予定ルート上にいればそのうち見つかるだろうけど、稜線から転がり落ちてたりすると、発見はかなり困難だろう。そうなると、各方面に多大なご迷惑をかけることになる。そういう場合に「3か月」バッテリーがもつコイツは頼りになりそうだ。

もちろん、近場の山や、メジャールートでも、「おっとうっかり」転がり落ちて、早く救助してほしいときには絶大な力を発揮するだろう(意識があって、かつ携帯通話が可能な状況下なら…)。

普及を図るため、日本勤労者山岳連盟では入会金を負担したり、JROでも特典を用意している。
また、オンラインで登山届が提出できる「山と自然ネットワーク コンパス」(ソロ山行のときはいつもココから計画書をUPしている)では、ヒトココIDを登録する機能もある。
岳連でもそのうちタイアップとかしそうな気もするけど…まぁとりあえず1個でも普及に貢献しておこう。
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いつも携行しているサコッシュの中、非常用のホイッスルやナイフ、ライトとひとまとめにして入れておくことにする。

先日の白石谷のケースだと、紅葉谷出合から最高峰直下近くまでほぼ携帯圏外なので、何かあったとしても自力で救助要請は不可能。しかも、誰にも行先を告げていないので、「帰ってこない」と捜索依頼をしてくれるかもしれないのは、たぶん翌朝になってから。警察に捜索依頼をしたところで、行先がわからないので探しようもない。ココヘリも、「1事案3回まで」の出動なので、ある程度範囲が絞りこまれていないと無駄に終わる可能性が高い。そういうややこしいケースの場合は、ツイッターなどで可能な場所で現在地を残すようにはしているが… そういう“足跡”をたどって捜索してくれる可能性、実際にはどうなんだろう。

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