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池に「Jellyfish」が大発生

昨夜、西天満でわーわー言うてたら、超久々にN師匠からお電話。
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ちょうど遭難事故の話とかしてたから、何かその件に関する情報?とか思ったら全然関係なくて、コチラの池に、面白い生き物がいるというお話。

N師匠とは、昨年11月の淡路島夜釣り以来やろか。
堡塁岩で無茶修行とか、もう大昔の思い出やなー。
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この池に、なぜか今年、10数年ぶりに発生したらしい奇妙なイキモノ…
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【マミズクラゲ】Freshwater Jellyfish
ヒドロ虫綱淡水クラゲ目のクラゲの一種。
受精卵 → プラヌラ(繊毛幼生)→ ポリプ → クラゲ という生活環をもつ。

「真性クラゲ類とは違いストロビラの段階を経ずにポリプの脇よりクラゲが出芽する」という説明が、イマイチ理解できていないワタシである。出芽?芽なのか??
とあるサイトには、「ポリプが、何かの刺激によってクラゲを出す」と書かれていて、「出す」ものなのか、と。

海に生息するミズクラゲの場合は、低温が刺激になるそうだが、マミズクラゲの場合は高温が刺激になるのではと書いてあるサイトもあった。今年は夏が異常に暑かったから“クラゲを出した”のかな?

「採ったらかわいそう」と述べてみたのだが、「大丈夫。情けは無用」とN師匠。
ポリプから出芽したクラゲは、2週間から1ヶ月ほどでクラゲになり、成熟後は1週間程で放精・産卵、死亡してしまうらしい。セミやホタルがすぐ死んでしまうみたいな感じ?

ちなみに、クラゲは「プランクトン」である。プランクトンと言うと、目に見えないくらいのサイズの小さいものかと思っていたけど、「水中で浮遊生活をしているイキモノ」のカテゴリがプランクトンと呼ばれるそうで、クラゲは、どんなにデカいやつでもプランクトンなのだそう。

それから、ポリプは、イソギンチャクやサンゴのように、固着生活をしていて、無性生殖する。なので、べつに「クラゲを出す」必要はとくにないようにも思える。クラゲは、雌雄の別があり、有性生殖をする。無性生殖ではクローンと同じなので、たまに遺伝子を混ぜておこうということなのだろうか。謎めいたイキモノである。
スマスイの飼育員さんが毎日捕獲しにきているらしいので、そのうちスマスイで展示されるのかも。

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