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「糺の森」と「烏縄手」

昨日のエントリで紹介した下鴨神社は、「糺の森」にある。
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八瀬方面から流れてくる高野川と、鞍馬方面から流れてくる賀茂川が合流するあたりを、古くは「只洲(ただす)」と呼んでいたそうで、のちに「糺」の字があてられるように。

「糺」には偽りを正すという意味があり、裁判の発祥?とも言われ、今は家庭裁判所がある。糺の森は、下鴨神社の境内につながる約3万6千坪の広大な森で、ユネスコの世界文化遺産に『糺の森・国宝賀茂御祖神社』として登録されている。
今は冬枯れの様相だが、ケヤキ、エノキ、ムクノキなどの広葉樹を中心とするこの森は、紀元前3世紀、縄文時代頃の様相を伝える貴重な環境だそうだ。
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社殿の手前に、「烏の縄手」と名付けられた小径がある。
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カラスナワテにはカラスがたくさん。

古代に山城国で勢力を持っていた賀茂一族は、もともと日向高千穂に住んでいた。神武東征の際に高皇産霊神(たかみむすびのかみ)からの天啓を受け、熊野から大和へ向かおうとしていた神武天皇を導いた。「八咫烏」の正体は、賀茂建角身命だったのである。なんと、ココも熊野とつながってた。

下鴨神社は、正式には「賀茂御祖神社(かものみおやじんじゃ)」で、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と玉依媛命(たまよりひめのみこと)を祀る。
上賀茂神社は、「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」で、ご祭神は玉依媛の子、賀茂別雷大神。共に、山城国一宮である。

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