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神戸モトマチ大学「人工冬眠の落としどころ」

久々に「神戸モトマチ大学」の講義へ。
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乙仲通りの一筋北側にある「スペース303」にて。
「人工冬眠の落としどころ」と題し、ポートアイランドにある国立研究開発法人理化学研究所神戸キャンパス生命機能科学研究センター(BDR)で人工冬眠の研究をされている砂川玄志郎さんのお話。

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モトマチ大学代表の村上豪英さんが聞き手となり、ちょっとマニアックな科学のお話。
神戸にある理化学研究所と言えば、数年前にいろいろ話題になったけど、和光市に本部があり、全国10か所に拠点がある国立の研究機関のブランチ。
ココで、髙橋政代プロジェクトリーダー率いる「網膜再生医療研究開発プロジェクト」のチームで研究をされている。元は小児科医で、臨床の現場で活躍されてきた方だが、冬眠に興味を持ち、研究の道へ。
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生物の中には、エサがないとか過酷な環境を乗り切るために「Hibermation=冬眠」するもの、「Daily torpor=日内休眠」するものがいる。代謝が生理的に低下し、結果として体温も下がった状態で過ごすことをtorporと呼び、代謝をコントロールしている。冬眠するのは主に小動物で、体積と体表面積の比率の関係で、寒さに弱いから。例外的な存在が大型哺乳類のクマで、一時は「冬眠ではないのではないか」という説もあったそうだが、体重当たりの代謝で見ると、やはり冬眠と定義できるそうだ。

今のところ人間は冬眠できないが、もし何かの方法でできるようになると、時間を争う救急搬送の現場や、手術の設備がない地方の患者を助けることができるのではないかとか、「リアル寝たままダイエット」が実現するのではないか、などの面白いお話もあった。

極にゃみ的には、少し前に孫請けオシゴトで「冬ごもりする生きものたちの不思議」というコラムのお手伝いをさせていただいて、冬眠についていろいろ調べていたので、とても興味深かった。

ちなみに、モト大は、2013年8月『摩耶山のひみつ ウラオモテ』(在りし日のファミリア本社(旧三菱銀行神戸支店)にて)天上寺副貫主の伊藤浄真さんと二人でお話をさせていただいたことがある。もうずいぶん前のことやなぁ…

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