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“おうち中華”で麻と辣の魔界に挑むの巻。

季節外れの冷え込みが少し緩んで、芦屋川の桜が三分咲きくらいに。
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川べりの桜をちらっと眺めて、高台の邸宅街へと歩く。

中年山ボーイ&山ガールGOの奥田氏邸にて、絶品「陳麻婆豆腐」の作り方を教えてもらうのだ。
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チャイと重ね煮WSに続くグルメWS第二弾。excellentなランチ会も入れると3度目の訪問。

担々麵研究チーム&新年会にて芦屋の名店「中国菜HATSU」の絶品麻婆豆腐をご馳走になり、久々に麻辣の甘美な世界を思い出したにゃみにゃみ。
元々、麻(しびれる辛さ)も辣(ピリ辛)も大好きで、麻婆豆腐と担々麵が大好物なのだが、なかなか「これは」というお店に出会えない。
山ボーイシェフのブログで拝見した「土鍋ご飯と陳麻婆豆腐」がめちゃめちゃ美味しそうで、
「食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい」
という念を送りつづけたら、ほぼ怨念に近いパワーとなって届いたのかして、「ほ、ほな、お教えしまひょか」(?)というコトになり(?)、本日のワークショップと相成った(ホンマか?)。
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中華鍋をしっかり油になじませて、調味料を炒めるところから。郫県(ぴーしぇん)豆板醤とにんにく、辣油、粉唐辛子などをコールドプレスの菜種油で炒める。しっかりと発酵した郫県豆板醤が、油と熱によってカプサイシンと共に芳醇な香りを立て始める。この段階ですでに麻と辣の魔界が口を開いた…。
※郫県豆板醤は、そこらで売られてる真っ赤な豆板醤とはまったく違う感じのもので、ねっとりと黒っぽくなるまで長期熟成させた発酵食品。
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毛湯(スープ)と豆鼓、紹興酒、醤油などで味のベースを作り、塩を入れた熱湯で茹でた豆腐を投入。軽く煮込んで、ネギを入れて水溶き片栗粉でとろみをつけたら、いよいよ最終仕上げだ。
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真っ赤な油が煮えたぎり、まるで地獄の釜のような鍋の中。強火を当てて鍋底をしっかりと焼きながら、油を加え、さらに大量の辣油と花椒油を情け容赦なく投入。
 教えその1-「麻婆豆腐は油を食べる料理である」
 教えその2-「麻婆豆腐をは焼き料理である」
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器に盛って、花椒を散らせば… 麻と辣が織り成す蠱惑の一皿。辣油と花椒油の香りがトップノートとなって 鼻腔に押し寄せる。シャープな麻と、ホットな辣が絡み合いながら舌へと押し寄せる。郫県豆板醤と豆鼓の力強い発酵味と、肉味噌のコクが、奥行きのある複雑な旨味となって口いっぱいに広がる。この食材の組み合わせって、ホントに絶妙だと思う。
いや、眺めてる場合じゃない。炊き立てアツアツの土鍋ゴハンと共にかき込むのだ!熱感を伴って胃の腑に落ちていく、官能的な美味… 
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なんと、麻婆豆腐のあとには絶品担々麵が待っていた。お次は汁なし担々麵の魔界…。
20年熟成の老酒と共に味わう昼下がりの禁断の美食ワールド。ああ美味しかった。ご馳走さまでした。

★アップ早っ…「四川料理ワークショップ
★陳麻婆豆腐 ~調理の心得とポイント~ …ココ!

自分でできる気がしない… と、言いたいところだが。
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あ゛… 

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コメント

担々麺研究チーム新年会の二次会で書家さんとお越し頂いておりますので、それも含めれば4度目のご訪問。徐々に勝手知ったる我が家状態になりつつあるのではないでしょうか(笑)。
高山合宿所同様、遠慮なく拙宅のキッチンで好きなものを作って下さいね。いつでも大歓迎です!

投稿: 山ボーイシェフ | 2019年4月 5日 (金) 14:44

昨日はたいへん美味なるひとときをありがとうございました。
“勝手知ったる”まではいきませんが、ほぼ迷わずたどりつける気がしてきました(笑

ぜひまた楽しい企画を…!

投稿: にゃみ。 | 2019年4月 5日 (金) 20:38

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