西大台へ。
事前に入山申請が必要な「西大台利用調整地区」エリアへ。
月・火がお休みのフクモナちゃんたちと行ってみた。事前に入山申請手続きをし、ビジターセンターでレクチャーを受け、認定証を発行してもらわなければ立ち入れない。エリア外から種子などを持ち込まないように靴底をぬぐうマットも用意されており、監視員のチェックを受けてから入る。
標高約1500m前後の西大台は、まだ新緑にも早い、冬枯れに近い様相。
オオカメノキの花が咲いていた。あとはスミレと、ミヤマシキミ。
申請者は6名だったようだが、ほかの誰にも会わず。静かなエリアを楽しめた。。20年ほど前に堂倉谷の沢登りの帰りにこのルートを下った記憶があるのだが、あまり覚えてなかった。
さまざまな要因で稀少な原生状態を保っていた森林生態系の衰退が進行する中、「利用制限」というのはひとつの試みとして意味があると思う。経費もかかるし何かと大変だと思うけど、きちんとモニタリングをしながら、推移を見守っていけば、ほかのエリアでの自然保護にも役立つデータが得られると思う。
★参考
【大台ヶ原自然再生事業~苔むす森をふたたび -100年先をみすえて-】(PDFファイル:4.810kb)
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