『「安倍晋三」大研究』
あべ氏が、云々を「でんでん」と読もうが、背後を「せご」と読もうが、自分を「立法府の長」と思っていようがべつに構わない。
何度聞いても「願っていません」と聞こえるけど「読み間違いなどありません」「原稿には、やみません、と平仮名で書いてました!」などとまぬけな反論をTwitterに上げるのもべつにどうでもいい。
だが、森友学園を巡って「私や妻が関係していれば…」発言から、財務省で文書の改ざんが始まり、自殺者まで出た。籠池夫妻が300日も拘束されたのも腑に落ちない。「加計学園」を巡る疑惑もまだ解明されていない。
準強姦事件で逮捕状が出て、逮捕寸前だったのに“上からの指示”によって逮捕を免れた、あべさんの提灯記事を書いていた御用ジャーナリストはなぜ逮捕されない。
アホノミクスの成果を“盛る”ためか、政府の基幹経済統計の数字が怪しくて、日銀が「政府統計を信用できない」と元データを要求するも内閣府は拒絶…。
そして現在、国会の衆参予算委員会は与党の審議拒否で三カ月休眠中。
いったいなんなんですかこの国。
民主主義の先進国に住んでいるつもりだったのに、実態はKim一家が支配する独裁国家とさして変わらない状況ではないか…orz。
そんなトンデモな国になってしまったのは、なぜなのか。
この本は面白い。
『「安倍晋三」大研究』
望月衣塑子&特別取材班(佐々木芳郎) 著
KKベストセラーズ 刊
2019年6月5日 初版発行
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