多聞寺奥ノ院→「世阿弥」
山上は爽やかな気候で、アジサイはまさに見ごろ、ヤマボウシがまだ満開のところも。ギボウシがたくさん。
下山して、楠公さんの「神能殿」へ。
白洲正子さんの随筆を元に制作された、“幻の映画”「世阿弥」上映会があり、内田樹さんが“前説”をされるというのを聞き及んで、せっかくだし観てみようかと。ご祭神の大楠公の命日(旧暦5月25日、新暦に直すと今日)にあたり、例祭奉祝の行事のひとつ。
文楽は割と好きでちょいちょい見てたけど、能は少し敷居が高い気がしてて、これまで数えるほどしか見ていないのだが、この作品はとても面白かった。ウチダせんせの前説が約20分、「観世能楽堂 渋谷・松濤 神戸・湊川」という29分で能楽堂の建設を追ったドキュメンタリー作品、そして「世阿弥」59分。コンパクトな作品だが、ウチダせんせによると“白洲正子さんのムービーエッセイ”とのことで、とてもユニークな演出が興味深かった。
※参考…ウチダせんせのブログ「世阿弥とマーク・トウェイン」
日曜日、7月14日(日) 14:00~16:00 にも同じ内容で上映されます。入場無料、事前予約不要。
ただし、本日、平日にもかかわらず、15分前についたらほぼ満席で、なんとか空いてる席を探して座れた。パイプ椅子も出しておられてので、350席くらいは埋まってたと思う。ウチダせんせも、「ココがこんなに人で埋まってるのは初めて見た」とのこと。もし行かれる方は早めがよろしいかと。
ただ… コチラの神社、安倍自民党とほぼ一体の、日本会議やねんなー。思想的にはお近づきになりたくないのだが…(まぁだいたい神社はソレ系なのだが)まぁそこはしれっとスルーで。
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