「プラスチック、食べてます?」
ひとつ前のエントリで紹介した「プラスチック・フリー生活 今すぐできる小さな革命」を読んで、脱プラは今すぐ無理でも、とりあえず減プラに取り組もうと思ったワケだが、ちょうど読んでいた「週刊金曜日」に、なかなか衝撃的な記事が掲載されていた。
8月23日号のP30-31、「くらしの泉」という連載ページで、科学ジャーナリストの植田武智氏による記事「私たちはどれだけのマイクロプラスチックを食べている?」から。
マイクロプラスチックとは、「環境中に存在する5ミリ以下の微細なプラスチック」という定義があるそうだが、海洋中で徐々に微細化し、目に見えないサイズ(0.2㎜未満)になる。魚介類が摂取し、それがヒトの口に入るほか、近年では飲料水や塩、砂糖などからも検出されているという。
WWF(世界自然保護基金)がオーストラリアのニューカッスル大学に依頼し、2019年6月に発表された研究によると、飲料水や魚介類などの食事経由で摂取されるプラスチックは、1週間あたり5グラムにものぼるらしい。5gと言えばクレジットカード一枚分。一日で換算すると、ストロー1本分になるとか。また、ペットボトルの飲料は、水道水に比べて22倍も多い。
とりあえず、ペットボトルを買うのはやめよう。せっかくそのまま水道水が飲める地域に住んでるんだから、外出時の水分補給には、ペットボトルじゃない、できたらステンレスボトルとかに水道水か、水道水で淹れたお茶などを詰めて行こう。できることからひとつずつ。ペットボトルのリユースもあまりよくなさそう。とりあえず、新たにはなるべく買わないようにする。
★ナショナルジオグラフィック
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