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『みんなの防災事典 災害へのそなえから避難生活まで』

新・人は皆「自分だけは死なない」と思っている 防災心理』の
Img00123絵本バージョンのような一冊がコチラ。
家族で読めるように、イラストを多用して子どもにもわかりやすく解説してある。

『みんなの防災事典 災害へのそなえから避難生活まで』 (楽しい調べ学習シリーズ)
山村 武彦 監修
PHP研究所 刊
2015年6月 初版一刷発行

前書が発行されたちょっと後なので、どちらも4年前のもので、もしかすると細かい部分でアップデートされていることがあるかもしれないが、これだけ土砂災害や水害が多発するようになってきた今、役立つ一冊かもしれない。

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・日頃から、避難場所までのコースを確認しておく。途中に危険な要素がないかを確認するためにも、晴れているときではなく、雨の日がよいと。確かに… 

 ほかの本に書かれていたことだが、ビルで夜間に、停電を想定した避難訓練をしてみたら、非常階段が真っ暗で、ライトがなければ降りられないし、玄関の自動ドアが停電すると開かない… ということがあったらしい。避難訓練は通常昼間にしかやらないが、災害は昼間に起きるとは限らない。

 職場や出先で被災して「帰宅難民」になったときに備えて徒歩で自宅まで一度歩いてみるべき、ということも最近よく言われている。

 もう10年くらい前だが、江坂へ通勤していたときに、ヒマな時期にそれをやってみたことがある。
あらかじめ道路地図の該当部分をコピーして、通れそうなところをチェックしてから歩いたけど、大きな川を越える部分でコースが限られるので、直線的には進めず、何度も迂回しながら、結局自宅まで3時間かかった。
 地震や洪水であれば、通れなくなる場所もあるだろうし、橋が使えるとも限らない。そのときは寒い時期だったので、途中で給水もせずにぶっ通しで歩けたけど、気温が高ければ水分補給も必要だろうし、コンビニや自販機が機能しているとも限らない。

 極にゃみ的には、日頃からボトル1本程度の水は常に携行しているし、最小限の救急セットや非常用ライト、非常食的な飴なども少しは持ってるけど、実際に災害が起きたとしたら、帰宅難民はけっこうたいへんだと思う。私は常に歩きやすい靴だけど、パンプスとかの女性はとくに、荒れた路面を長距離歩けないんじゃないか。

本書では、帰宅困難者になる可能性がある人に対して、
・常に携帯ラジオ、懐中電灯、電池を持っておく
・会社や学校から家までの地図を準備して、帰宅ルートを考えておく
・会社などに泊まることを考え、食料をつねに(職場に)用意しておく
・ふだん革ぐつの人は、ロッカーなどにスニーカーを置いておく
・ふだんどれだけ歩けるか知っておく。家族との連絡方法を決めておく

ラジオは、スマホのラジコでも聞けるし、ライトもスマホが使えるけれど、バッテリをかなり食う点が問題。地図も、もちろんスマホアプリが使えるけど、これまたバッテリに依存しているツール。今年の台風みたいに、長時間停電の可能性を考えると、携帯通信端末のバッテリはものすごく大事。ネットも、災害時には特定のサイトにアクセス集中する可能性もあるし、スマホが通常時のように機能しない可能性は想定しておくべき。

※地震などで帰宅困難になった場合、「九都県市首脳会議」のサイトでは、
 ・むやみに移動を開始しない
 ・まず安否確認をする
 ・正確な情報を把握して冷静に行動する
 ・公共機関が提供する正確な情報を入手し、状況に応じて、どのような行動(帰宅、一時移動、 待機など)が安全なのか自ら判断する
と注意事項が書かれている。
山村氏なら、「公的情報を鵜呑みにするな」と言いそうだけど。

でもコレは知っておいた方がいい。
★災害時帰宅支援ステーションとは? …ココ!


防潮堤があっても安心できない。
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山村氏は、「想定を信じるな」と強調されている。今回の台風19号がまさにそうだったけど、5年前から注意喚起をされていたわけだ。防潮堤が決壊することもあるし、高潮が重なると浸水リスクが高まる。そうなると、停泊している船が流されてくる(そしてぶつかる)可能性もあるので、海や川には近づかないのが吉。
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「凍りつき症候群」についても解説されている。
(引用)
 避難時に、まわりに動けなくなっている人がいたら、体をゆする、声をかけるなどして、凍りつきの状態から目ざめさせるといいでしょう。

ゆすったら目覚めるのか…は知らんけど、精神的な呪縛だろうから、ハッと我に返ると動けるかも?

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常に持っておくもの、「小銭」は大事かも。イマドキ公衆電話はあまり見かけないけど。自販機で飲み物とか買えるし(停電や浸水してなければ)。それから、家族の写真というのも考えたことがなかった。それが必要な事態というのは、あまり考えたくはないが…。水濡れしても判読できるID的なものも携行しておいた方がええのやろな。




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