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『課外授業ようこそ先輩 3』~田嶋陽子氏

絶賛引きこもりにつき、いつか読んだ本のことでも。
誰かのtweetで知り、“お離れの書庫”から取り寄せた一冊。
Youkoso3_tajima1998(平成10)年に始まったNHKの番組を本にまとめたシリーズ第三作。
「各界の第一線で活躍する著名人が出身校の小学校を訪ね、その専門分野と自らの人生を基に多彩な授業を繰り広げ、後輩の子どもたちに熱いメッセージを送る」という企画で、500人以上が母校の教壇で特別授業を行ったとか。この号では、ラリードライバー・ 篠塚健次郎氏、舞台演出家・野田秀樹氏、そして大学教授の田嶋陽子氏の3放映分がまとめられている。

『課外授業ようこそ先輩 3』
NHK「課外授業ようこそ先輩」制作グループ 編
TKC中央出版会 刊
1999年5月 初版発行

校庭にヒルクライムのスロープを設置し、世界チャンピオンが運転するラリーカーに同乗させてもらった子どもたちのテンションの上がり方は想像に難くない。この体験から、大きな夢を持った子どもたちもいただろう。自分たちで芝居を作り上げる体験だって代えがたいものだろうし、チームでものを作り上げる楽しさや、創作の面白さに目覚めた子たちもきっといるだろう。

一方、田嶋センセの「女らしさ、男らしさってなーに?」は、自分が漠然と抱いていた“将来の夢”を見つめ直し、知らず知らずのうちに刷り込まれていたステロタイプなジェンダーの呪縛を解く一歩になったのではないだろうか。

面白いのは、「女らしく・男らしく」の押し付けに関して。
「女らしくしなさい」と言われたことのある女子は数名。他方、「男らしくしなさい」と言われたことのある男子は半数くらい。
「女のくせに」と言われたことがある女子はほとんどいなくて、「男のくせに」と言われたことがある男子は大半。
どういうときにそう言われるかと問うと、「男のくせに泣くな」。
しかし、「泣くことが恥ずかしい」と思っている男子はいない。
「男のくせに泣くなと言われても、泣いてもいいと思ってる」男子がほとんど。
田嶋センセ「悔しかったら、ちゃんと泣くんだ。いいか、さびしかったら、ちゃんと泣くんだ。泣くと、その後どうなる?」
男子「すっきりする」
田嶋「そう、すっきりするでしょ。よく知ってるじゃないか。泣いてすっきりするのは大事だから、「男のくせに泣くな」って言われたら、後で泣けばいいんだ。人に何か言われたら、押し入れの中で泣いたっていいんだよ。声出して泣いたっていいんだよ」
(平成10年6月4日放送)
この時の小6だった子どもたち、今33歳なんだけど、どんな大人になってるだろう。抑圧されているのは女性だけじゃない。女性への社会的抑圧を無くすことは、イコール男性への抑圧をなくすことにつながる。

だが、「男らしさ」に呪縛されてしんどい思いをしている男性の中には、その抑圧をなくそうとするのではなく、女性を見下すことで、あるいは攻撃することで自己を守ろうとする人がいる。ミソジニーって結局そういうことなんじゃないのかな。
まぁ女性にもミソジニストはけっこういるけど、彼女たちもまた、ステロタイプなジェンダーの呪縛にがっちりとハマってるのだろう。二重にしんどいと思うけど… ヲサーンな自分を認めて公言しちゃうと、楽ですよー(←ちょっと意味が違う…けど)。

【本日の歩数】6391歩 一歩も家から出てないけどな。
メーラーの反応が異常に遅くて、コマンドひとつで100歩分くらい時間がかかるので、メール送信のたびに廊下をウロウロ…狭い家だから、20歩くらいで突き当りなんだけど… この歩数ってコトは、いったい何通メール送ったんだろう…?つ、疲れた…

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