新年初・ガイドハウス駐在当番&企画展「加藤文太郎の追憶」
兵庫県立六甲山ビジターセンター・ガイドハウス駐在当番で山上へ。
新年は本日から“山の案内人”の駐在が始まる。朝は冷え込んでたけど、よく晴れて風もなく、次第に暖かくなった。(ミーツアートの鯉頭、まだおる…)
12月から3月にかけては、訪れる人も少なく、駐在の案内人は通常の3名体制から2名体制に。観察会も昨年まで冬季は実施していなかったのだが、今年度から、駐在者の判断で実施してもしなくても、ということになった。
どうせ誰も来ないだろうと思ってたら、午前の部の開始10分くらいまえに息を切らせて「間に合ったー」と駆け込んでこられた方がお二人。私と同世代くらいの女性二人組で、観察会に参加するために油こぶしを上がってこられたのだとか。これまでにも数回参加してくださっているとのことなので、行ったことのないコースにしましょうか、ということで「空池コース」へご案内することに。
今日ペアだったのは、兵庫県立淡路景観園芸学校や神戸市立森林植物園でもボランティアガイドをされている今井さん。なんちゃって案内人の私は、ベテランさんにお任せして、参加者さんといっしょになって「へぇぇ」みたいな(スンマヘン)。
本館では、企画展「加藤文太郎の追憶-孤高の岳人は手帳に何を記したのか」を開催中。19日まで。
文太郎さんが山に持って行っていた手帳の中身を紹介。けっこうあちこちの山行記録と、山の稜線のスケッチなど、興味深いものがたくさんあった。食い入るように一枚一枚眺めておられる方もおられた。
約一年前の「六甲全山縦走の先人-加藤文太郎の追憶」に続く内容で、たぶん浜坂「加藤文太郎記念図書館」の協力。
加藤文太郎を特集した『山と渓谷』2004年11月号や、文太郎をモデルに描かれた作品なども展示。ペレットストーブが燃える暖かいお部屋でゆっくりと鑑賞できます。ぜひ。
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