stay at home -通算37日目 平常運行。
3月2日に「種まき」、5月1日に地植え。じつは2015年、2016年にもトライして、どちらも駄目だったんだけど。今年はどうなるかしらん。
ウラヤマ散歩は、1か所スポット撮影を兼ねて昨日とほぼ同じエリアへ。
なかなか前へ進まないけど、そろそろなんとかせねば。
さて今日の新型コロナウィルス関連情報(?)。
ネオリベとパンデミックについての面白い考察。お時間あればぜひご一読を。
★コロナ禍についてのアンケート(内田樹の研究室)2020-05-10 …ココ
(勝手に一部抜粋)
医療は高額商品であるのだから、金がある人間は良質の医療を受けられるが、金のない人間には医療も受ける権利がないというのがこれまでの新自由主義的な医療観でした。しかし、この思想は感染症には適用できない。
アメリカには無保険者が2750万人いますが、「金が払えない人間には医療を受ける資格がない」という新自由主義のルールを採用すれば、貧困層での感染拡大を止められず、いずれ国民全体が壊滅的危機に向き合うことになります。住民全員が良質の医療を受けられることではじめて社会は安定的に維持できるということ、「社会が存在する」ことでしか感染症は制御できないという平明な事実をそろそろわれわれも受け入れる時だと思います。
かの“鉄の女”サッチャーが
「社会などというものは存在しない」と言ったそうだが、現首相のボリスさんもその系だった。NHS(国民医療サービス)を売り飛ばすんじゃないかとまで言われてた。ところが、彼自身がコロナに感染して、自宅隔離になったあとの発言はこうだ。
「私たちは一致団結することで、コロナと戦うことができる。コロナウイルス危機が証明してくれたのは、社会というものが存在するということだ」
…新自由主義的な、強いものが総取りするのが合理的、というような考え方は、今回のような大きな危機には対応できない。
“社会というもの”は、“あるべき”であり、弱者に寄り添う社会こそが、全体の利益につながるのだと思う。
福祉も、災害に対する日ごろの備えも、(医療サービスを必要とする人が大量に発生した時のための余裕も)必要なものなのだ。
「無駄をなくす」「合理化」は一見合理的に見えるかもしれないけど、それでは何かあった時に対処できない。
大阪の人たちに早く気づいてほしい。“維新的なもの”は、一般庶民にとっては害悪でしかないってことを。
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