more more 引きこもり
カワウさんって、水鳥のくせに、羽毛が撥水仕様じゃないのだ。ふつう水鳥は、羽毛に撥水機能を持たせて、浮きやすく、水が羽根にしみこまないようになってるのだが、この子は長く潜水するために、撥水機能を持たない進化を選んだらしい。なので、水面に浮かんでるときは喫水が深いし、羽毛に水がしみて、水濡れによる体温喪失や、重くて飛べなくなったりするため、時々こうやって羽根を乾かさないといけないらしい。かわいいんだか、不憫なんだか…
夕方恒例のお散歩はウラヤマじゃなくて河辺へ。ずいぶん暑くなってきたけど、川沿いは心地よい風が吹いて、快適。
ところで、昨日のエントリで紹介した「2mのフィジカルディスタンシング」について。
「マスクをする習慣のなかった欧米人が言い出したものらしい」、というのは京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授の説なのだが、これに対して感染症の専門家、神戸大学の岩田健太郎教授が「マスクの着用がソーシャルディスタンスを不要の根拠とできるデータはまだ存じません」とTwitterで反論。宮沢センセは現時点でまだレスしていない(気づいてないかも)。
岩田センセは世界各地でエボラ出血熱やSARSを始めとする感染症の現場で修羅場をくぐってきた医師。
一方、宮沢センセは研究者で、日々ヤバいウイルスを相手に何十年も実験などを重ねてこられたウイルスの専門家。
「見てるものが違う」ために、アウトプットが違ってるのだろうと思う…
どちらの先生も、動画配信を何度か拝見したけれど、この状況に危機感を持って、真摯な態度で持てる知識を広めようと訴えてこられたことはよくわかる。ダイヤモンドプリンセスの内部告発も、賛否両論あるけど、最初の段階で感染症のプロである岩田先生のような人材がきちんと現場を仕切ってたらあんなことにはならなかったのではないか。厚労省のグダグダな対応がダメすぎたのだろうことは素人目にもわかる。
けど、「2mディスタンス」に関しては、専門家同士で決着をつけてほしい。いや、マスクの有用性という話なのだが。
昨日もリンクを上げたけど、「じつはマスクは有効!?」という新たな実験結果があって、コレは宮沢説を裏付けるものなのではないだろうか。知らんけど。
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