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北志賀高原「岩本そば屋」と「オヤマボクチ」

北志賀方面1で高原ハイクへ行く前に立ち寄ってみたのがコチラ。
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竜王スキーパークの登り口付近にあるそば屋さん。

★岩本そば屋
 長野県下高井郡山ノ内町苗間7654
 11:00~売切れ仕舞い 木曜定休

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ふつうの民家をそのままお店にしたような雰囲気で、きれいな水が流れるお庭もステキ。
翌日の下山後に来るつもりで、やってはるかどうか聞いてみようと立ち寄ったのだけど、「明日は明日として、とりあえず食べてこか」という話に。翌日はそば切りを食べるつもりなので、もう一つのメニューをいただいた。
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着席するとすぐそば茶とお茶請けを出してくださった。漬物ときんぴら、どちらもとても美味しい。きんぴらはヤーコンかなぁ。
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そして、注文したのは野菜の天ぷらと「はやそば」。

「はやそば」とは、長野県の北信地域、栄村秋山郷・山ノ内町須賀川に伝わる郷土食で(ココ)長野県の「選択無形民俗文化財」だそう。
「千切り大根に水溶きそば粉をからめたそばがきのようなもの」とのことだが、こちらのものは大根率があまり高くなかったのか、ふつうのそばがきかと思って食べてた(味音痴疑惑…)。

大根をあまり感じなかったけど、モチっとした食感も、出汁やわさび、葱との相性もええ感じでとても美味しかった。

翌日、下山後にそば切りを食べようと楽しみにしていたのだが、1時半くらいに降りて来たら、売り切れ閉店…orz
初日に食べておけばよかった… 残念過ぎる。

ちなみに、こちらのそば切りは、「オヤマボクチ」をつなぎに使っているそうで、すごくコシがあってつるっとのど越しがいいのだとか。食べたいよぅ…
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乾燥させた「オヤマボクチ」の葉が店内に吊ってあった。
採集してきたオヤマボクチは、3日間天日に干して、その後5日かけてコトコト煮て、堅い葉脈などを除去。残った細かい繊維をつなぎにして、そばを打つのだとか。

長岡の「へぎ蕎麦」は、フノリをつなぎに使ってるけど、それものど越しがよくてとても美味だった。それぞれの地域の特性を生かした郷土食ってホントに奥が深い。

ところで、馬曲温泉にオヤマボクチが咲いていた。
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六甲山でもちょいちょい見かける「キクバヤマボクチ」とは近縁で、アザミの仲間。
「ホクチ」は漢字で書くと「火口」で、葉の裏にある細かい毛を乾燥させて火おこしに使ったことからついた名前だそうです。

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