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『82年生まれ、キム・ジヨン』

「キム・ジヨン」は誰なのか。
82_kim日本でも、多くの女性が「これはわたしだ」だと感じたからこそ、話題の書になったのだと思う。
「キム・ジヨン」という名前は、1982年生まれの韓国人女性で最も多い名前だとか。
多くの女性たちが、無意識、無自覚に受けている性差別が、ひとつ、またひとつと明らかにされていく。


『82年生まれ、キム・ジヨン』
趙南柱(チョ・ナムジュ) 著(訳:斎藤真理子)
筑摩書房 刊
2018年12月 初版発行

キム・ジヨンは、3年前に結婚し、前の年に娘を出産した33歳の女性。
夫であるチョン・デヒョン氏はIT企業に勤めていて、ソウルのマンションで暮らす、ごく“ふつうの”家族。
ある日、デヒョン氏に向かって、彼女の母親そっくりの話し方で話しかけたかと思えば、次には自分は昨年死んだチャ・スンヨン氏だと言い出した。

幽体離脱なのか解離性同一性障害なのか… 
精神科医によるカウンセリングの記録として語られるジヨン氏の半生。韓国は儒教の国だから、日本とは違う点も多いし、“イマドキそんなこと”というコトもなくはないけど、逆にmisogynyなできごとは増えているように感じるし、#Me Too な理不尽はまだまだ根強い。男性にこそ読んでほしいと思うが、男社会の価値観に染まってて疑いもしない女性、の方がさらにたいへんな存在だったりするワケなので、こういう作品が多くの人に読まれるのはよいことなんだろうと思う。

★『82年生まれ、キム・ジヨン』
 韓国で100万部なぜ売れた?女性たちの反撃は日本でも共感されるか…ココ!

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