「手持ちマスク会食」についての所感
新型コロナウイルスの感染リスクは、会食時が一番高いと思う。
神戸新聞12月5日の夕刊一面に「マスク会食」についての記事が掲載された。
「マスク会食 楽しいかも!?」と題し、記者が実際にやってみたというもの。
★神戸新聞NEXTマスク会食「着脱は2時間で65回」 実際に試して分かった効果と課題(2020/12/5 12:46)
この記事の一部に、「手持ちマスク」を使って会食する写真が使われているのだが… モデルさんの美しいお顔がキレイに写るように?なのか、顔から少し離した構図。これはかなり問題だと思う。双方向型報道「スクープラボ」にLineで意見を述べておいたけど。
先日、「新型コロナウイルスについて、再び。」というエントリでも書いたが、「マウスシールド」(と「ウレタンマスク」)はダメ。すき間があっては意味がないのだ。
件の記事の手持ちマスク写真(栞プロジェクト提供)、顔から離して使用するなら、マスクの生地を使う意味がない。極にゃみ的に以前から実践している“雅呑み”スタイルと変わらない(ならばうちわでも扇子でもよろしい)。これではエアロゾルを防ぐことはできないので、やらないよりはまし、というレベルだ。
このタイプの手持ちマスクの考案者である嵯峨美術大・佐々木正子学長は、「口元にぴったりとつけて」と解説している。
★嵯峨美術大・佐々木正子学長考案「テーブルマナー・マスク」…ココ!
もしも会食をするのなら、換気をしっかり行って、決して大きな声を出さず、なるべく静かに…
お酒が入ると声が大きくなるし、何かとガードが甘くなるから、やっぱり賑やか宴会は避けた方がいいと思う。
騒がないとダメな人は、zoom飲み専門でお願いします。
※濃厚接触者の定義は「感染可能期間に1メートル以内で、マスクなしで15分以上会話した人」
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