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『食事のせいで、死なないために』10[感染症]

食事のせいで、死なないために』から、極にゃみ的に気になった部分のピックアップその10は、今一番HOTな?「感染症」について。
とは言え、日本語訳の初版が2017年発行だから、covid-19についての記述は当然ながらない。が、「感染症」そのものについて、「そ、そうやったんか!」というトピックが多々。

少し引用する。
P166
 人間は動物を支配したことによって、感染症というパンドラの箱を開けてしまったのだ。家畜化によって動物の疾病が爆発的に広まるまで、現代のヒト感染症のほとんどは確認されていなかった。たとえば、結核はヤギの家畜化によってもたらされたが、いまや人類の1/3は感染する。また、はしかや天然痘は牛の牛痘ウイルスの変異によって生じたと考えられる。さらに豚の家畜化によって百日咳に、鶏の家畜化によって腸チフス、アヒルの家畜化によってインフルエンザに感染した。また、ハンセン病は水牛から、風邪ウイルスは馬から感染したと言われている。野生の馬が無理やり捕らえられ、馬勒を付けられるまでは、人間の顔にくしゃみを浴びせる機会などなかったはずだ。私たちがよくかかる風邪は、はるか大昔には、馬しかかからない病気だった。

えええー。そうなんやー。
も少し引用してみよう。
P167
 息を吸うたびに、あなたは何千もの微生物を吸い込んでいる。なにかひと口食べるたびに、さらに大量の微生物を摂取している。そのような微生物のほとんどは無害だが、なかには深刻な感染症を起こすものもあり、「SARS」や「エボラ」といった恐ろしい病気が、ときおりニュースを騒がせる。そのような外来病原体は大々的に報道されるが、じつは、ふつうの感染症で命を落とす人のほうがはるかに多い。たとえばアメリカでは、インフルエンザや肺炎などの呼吸器感染症によって、毎年約5万7000人が死亡している。

 たとえ病気の人と接触しなくても感染症にかかる恐れがあることを覚えておこう。すでに潜伏感染している可能性もあり、免疫機能が弱まったとたんに症状が出るかもしれない。だからこそ、手を洗うだけでは不十分で、免疫機能を健康に保つ必要がある。

帯状疱疹なんかがまさにそうだよなー。
ふつうの健康な人には、ある程度の免疫機能が備わっている。白血球、好中球、ナチュラルキラー細胞… 
体内に侵入した病原体や感染細胞は、特定の種類の白血球(B細胞)が抗体を作って破壊する。無数の病原体に対応する、無数のB細胞が存在し、特定の攻撃対象を発見したら、猛烈な勢いで分裂し、増殖し、クローン部隊を編成して撃退するそうだ。人体、すげーぞ。

ところが、やはり、年齢と共に免疫機能は衰えて行く。
だが、食習慣で免疫力に大きな差が出ることが実験で確かめられたそうである。
「野菜や果物をたくさん食べる」だけで、免疫機能がUPするのなら、やらない手はない。

ブロッコリー、ケール、キャベツなど、アブラナ科の野菜には、腸の防衛機能を維持するために必要な化合物が含まれている。また、たばこの煙や、肉を焼くときに出る有害物質などに対する防衛能力も有しているそうだ。
ほかの植物性食品、野菜、果物、茶葉、豆類などにも同様の機能はあるが、問題は、その作用が数時間しか続かないこと。つまり、常に身体に侵入しようとする毒物や病原体に対抗するには、食事の度に摂取しなければならないこと。
「時間のある週末にまとめて野菜を食べて、ふだんはハンバーガーとかカップ麺で済ませる」ような食生活ではダメなのだ。

[ブルーベリーとカルダモン]
ベリー類に含まれる化合物には、酸化ストレスや炎症によるダメージを食い止めたり、修復する効果があり、「抗がん特性」があると考えられているとか。近年、免疫細胞のひとつ、ナチュラルキラー細胞の増加を促す効果があることも判明したそう。
また、スパイスのカルダモンは、ナチュラルキラー細胞を活性化する。つまり、がん細胞と戦う力を強化する、と考えられているとか。
デザートにはブルーベリー、お茶の時間にはカルダモン入りのチャイで武装するか。

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