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『食事のせいで、死なないために』[Introduction]

食事のせいで、死なないために』から、ちょっとずつ、極にゃみ的に気になった部分をピックアップしてみる。ヒマがあるうちに…

まえがきに続く「Introduction」では、15ページも割いて、(主に著者が住むアメリカでの)現状と問題点が指摘されている。

アメリカ(=近代化が進みすぎた地域、と言い換えてもいいかもしれない)では、「老衰で死ぬ」ことは稀になっているそうだ。なぜなら、死因はほぼ、「疾病」だから。

最近まで、「老化」は、それそのものが、ひとつの「病気」と考えられていたとか。だが、人は「加齢」によって死ぬわけではなく、「病気」で死ぬ。そして、その「病気」とは、(アメリカの場合)心臓発作が非常に多いそうである。そして、著者が言うには、「アメリカにおける死(=病死)の大半は予防可能であり、死因は食生活に関連している」。

一部引用
 多くの人は、死ぬまでのプロセスは遺伝子に組み込まれていると思っている。たとえば、55歳くらいで高血圧になり、60歳くらいで心臓発作を起こし、70歳くらいでがんになる、というイメージだ。しかし、死因上位のおもな病気のほとんどにおいて、遺伝子による罹患率は10%から20%にすぎないことが、研究によって明らかになっている。たとえば、本書でも後述する通り、心臓病やおもながんの罹患率は、世界各国において大きく異なっている。ところが、人びとが罹患率の低い国から高い国へ移り住むと、新しい環境に従って、罹患率が変化することがわかっている。つまり、食生活が変わることで、かかる病気も変わってくるのだ。

米国心臓協会が考案した、健康的な生活のための「シンプル7」
・禁煙
・肥満にならないこと
・活動的に過ごす(一日22分は歩くなど)
・健康的な食生活(果物や野菜を豊富に摂る)
・コレステロール値を平均以下にする
・血圧を正常にする
・血糖値を正常にする

心臓発作の9割以上は、上記のような生活習慣改善によって予防できるそうだが、この目標は多くのアメリカ人にとってはかなりハードルが高いようだ。なぜなら、彼らの食生活が、とてつもなく非健康的だから。みんなTVディナーかステーキ、ハンバーガーを毎日食べてるのか?

肉食メインから野菜を中心にし、加工食品を避けて、なるべく自然の素材を食べる。それって、そんなに難しいことだろうか。まぁ欧米人は「肉が主食」だからな…

日本人でも、ファストフードとコンビニ食、スナック菓子と安価な外食産業で食をまかなっている人は状況が近いかもしれない。
仕事に追われて、“健康的な食”のことなど考えることができない、という話はわかるけれど、病気になって仕事を休み、治療費がかかることを考えれば、どちらがローコストだろうか。(わかってても時間がない、という現実があるのは知ってるけど、死んでしまっては元も子もない…)

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