神戸市消防局『雪』2021.3 終刊
数年を除いて、社会人生活のほとんどを一匹狼のフリーランスでやってきた私は、本来こういう感じの軍隊っぽい組織はニガテ。体育会系のノリも好きじゃない。
だが、『岳人』11月号で、神戸市消防局で山岳遭難救助に携わっている方に取材をさせていただき、ものすごい組織だということを知った。そして、先日その凄さを(あろうことか)身をもって体感してしまい(ご迷惑をおかけしてしまったけれど)、その実力を現場で目の当たりにしてしまったのであった。
火災や災害、ひとつ間違えれば命を落としかねない危険と隣り合わせの現場で、市民の命を救うために命がけで発揮されるチームワークは、強い使命感と、組織としての連帯感から生みだされるものなのだろうと思う。
「命を救う」ことに命を懸けているチームがいる街。誇れる街。
自律的に訓練や研鑽を重ねておられるというのは取材でもよくわかった。『雪』最終号、おすすめです。
2018年1月号から「六甲山の遊び方!」と題して、『六甲連山バイブル』著者でもある東充氏の連載「六甲連山テクテク登山」の後続として連載を担当させていただいた。約3年にわたって、六甲山の魅力を書き綴ってきたのだが、終刊となる2021年3月号、No.835に、「終刊にあたって」の一文を寄せさせていただいた。
その締めくくりに書いたのが…
「…(略)…ぜひ身近なウラヤマ・六甲山を活用して、楽しく運動する習慣を日常に取り入れてください。遭難事故を起こして、消防に救助要請をしなくていいように気をつけながら…」
…まことに申し訳ございませんっ!!(やらかした日に、救急外来から帰宅したら、本誌が届いていたという… なんてこった orz)
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