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『食事のせいで、死なないために』17[緑黄色野菜]

食事のせいで、死なないために』から、極にゃみ的に気になった部分のピックアップその17は、血液がんの章から、食べ物に関する部分をピックアップ。

がんの予防と治療において重要なことは、がん細胞の増殖を防ぐことと並んで、健康な細胞の正常な成長を促すこと。化学療法や放射線治療は、がん細胞を死滅させる効果は大きいが、正常な細胞も殺してしまう可能性がある。しかし、植物性食品に含まれる成分のうちのいくつかは、がん細胞は殺すけれど、正常細胞には影響を与えないという(なんでやろ?)。

それは、
・スルフォラファン(アブラナ科の野菜、ブロッコリー、ブロッコリースプラウトには特に多く含まれる。
・クルクミン(ターメリックに多く含まれる) など。

ほかにも、抗酸化物質を含む、クローブ、シナモン、紫キャベツなども、がん予防には積極的に食べた方がよいらしい。

逆に、がんのリスクを高める食べ物として、鶏肉が挙げられている。
一日50gの鶏肉を食べることで、リンパ腫などのリスクが56~280%も高まるというデータもあるそう。
また、日本でのデータがあるかどうかはわからないが、養鶏業者、食肉処理場や食肉店の従業員は、血液がんのほか、口腔がん、鼻腔がん、咽頭がん、食道がん、直腸がん、肝臓がんなどの罹患率が高いというデータがあるらしい。詳しく調査すると、鳥白血病、鳥肉腫ウイルス、細網内皮症ウイルスに対する抗体濃度が高かったとか。その傾向は、生きている鳥に触れることなく、工場内のラインで鶏肉を処理するだけの従業員にも見られ、畜産農場で長年働いた人たちも、年を取ってから血液がんを発症する確率が高いらしい。ってコトは動物が危険?
ところが、「ペットを飼っている人はリンパ腫のリスクが低い」というデータもあるとか。長くペットを飼っている人々は、免疫機能が強化されているそうだ。メンタルの問題かな?

ってコトは、ペットと楽しく暮らし、野菜カリーをよく食べてればよいってコトかね。

【参考】
べつのソースからの情報では、秋うこんのクルクミンは食べても吸収されにくい成分で、吸収率はせいぜい1%にも満たないそう。逆に、摂りすぎに対する注意喚起をしているサイトもある。吸収率がそれほど低いのであれば、ふつうに考えれば摂取過剰にはなりにくいと思うのだが… どっちやねん。

・アキウコンは胃潰瘍、胃酸過多、胆道閉鎖症の人には禁忌…ココ
・2005年「民間薬および健康食品による薬剤性肝障害の調査」では薬剤性肝障害の原因薬物として報告件数が最も多い…ココ

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