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『食事のせいで、死なないために』20[メラトニン]

食事のせいで、死なないために』から、極にゃみ的に気になった部分のピックアップその20は、乳がんの章から、「メラトニン」について。

数十億年の間、人類は夜を闇の中で過ごしてきた。火を使って調理をするようになったのはおよそ100万年前、ろうそくなどの灯りを使い始めたのは約5000年前。電気を使った灯りが普及してから、まだ100年にも満たないそうだ。

人間の脳の中央部には、第三の目と言われる松果体がある。この器官は、両方の目につながっていて、日が暮れると活性化して、血液中にメラトニンを分泌する。メラトニンの分泌がピークに達するのは午前2時から午前5時。夜明けになるとストップし、それが合図となって人は目覚める。つまり、血液中のメラトニン濃度が体内時計を動かしているのだが、メラトニンは、睡眠を規則化する作用だけではなく、がん細胞の増殖を抑制する働きがあると考えられている。

ボストンの研究者の調査によると、夜勤で働く女性は乳がんのリスクが高いそうだ。夜間照明が明るい場所に住んでいる人にも、同様の傾向が見られるとか。つまり、夜はしっかり暗くして、睡眠をきちんと取ることが大事。また、食べ物との関連では、肉を摂取すると、メラトニン産生量の低下が見られるとか。

また、乳がんの予防策として有効なこととして、運動が挙げられる。軽度の運動でも、いくつかのがんに対するリスク低減の効果がみられるが、乳がんの場合は、「激しい有酸素運動を週に5時間」行った女性たちのみに効果が見られたそうだ。しっかり歩けば、一時間のウォーキングでも効果があるとか。


★焼いたり揚げたりした肉は危険
「ロングアイランド乳がん研究プロジェクト」の調査によると、焼肉、BBQ、燻製の肉などを多く食べている女性は、そうでない女性に比べて乳がんのリスクが47%も高かった。
「アイオワ女性健康研究」によると、ベーコンやステーキ、ハンバーガーを、ベリーウェルダンで食べている女性たちは、レアやミディアムレアで食べている女性たちより、乳がんの罹患率が5倍も高かった。
ほかの研究でも、高温で焼いたり炒めたりした肉の摂取量と、乳房組織のDNA損傷の度合いには関連性があることが証明されているそうだ。
がんのリスクを許容してでも、どーしても肉が食べたい人は、せめて高温で焼かないとか…?

「複素環アミン」は、がん細胞を発生させ、増殖を促進するが、加熱調理した肉に最も多く含まれる複素環アミンの「PhIp」は、強力なエストロゲン様作用があり、本物のエストロゲンが乳房の腫瘍の増殖を促進するのと同じ働きをする。
つまり、加熱調理された肉(とくに、鶏肉、牛肉、魚)に多く含まれる「PhIp」は、“三振即アウト”の完全発がん物質であるばかりでなく、乳がんのどの段階でも(初期変異、促進、進行)影響を及ぼす可能性がある。コレステロールもハイリスクなので、女性は特に、菜食系の食事を心がけた方がいいそうだ。
逆に、抗酸化作用を持つ、りんごや緑黄色野菜がとくによいそうである。

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