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『食事のせいで、死なないために』22[幸福と健康]

食事のせいで、死なないために』から、極にゃみ的に気になった部分のピックアップその22は、「うつ病」について。

「健康状態」には、身体的なものと精神的なものがあって、深く関連していることは極にゃみ的にも、体感でわかる。だが、鶏が先か卵が先か、という問いと同じで、どちらが「先」なんだろうか。身体が健康だから心もハッピーなのか、心が健康だから身体がファインなのか。

本書で紹介されている、「複数の個人を長期間にわたって追跡調査した」研究結果によると、「健康な人も、病気の人も、ポジティブな心理的傾向によって、生存年数が延びる効果がある」そうだ。
風邪やインフルエンザのウイルスを鼻から注入する実験では、心理的にポジティブな人は、多くが感染せずにすんだが、ネガティブな心理状態だった人は、感染しやすいという結果になったとか。

たしかに、気合が入ってるときは、寝不足とか、肉体的にハードな状態が続いても風邪をひいたりしないけど、落ち込んでたり、気が緩んでるときは体調を崩しやすい気がする。

その「心の健康」に効果があるのが、(想像通り)野菜。菜食中心の人たちは、肉をよく食べる人たちと比べて、ネガティブな感情に支配されることが少なく、活力にあふれていることが証明されているそうだ。

けど…
極にゃみ的には、数年前から、「肉を食べると幸福感が増す」説をちょいちょい見かけるけど…?
例えば… →お肉を食べてハッピーに(焼き肉のたれのメーカーさんのサイトなので、当然肉に対するネガティブな内容を書くわけがないんだけど…。) 

本書で「メンタルヘルスに悪影響を及ぼす」と書かれている「アラキドン酸」は、その一部が脳内で「アナンダマイド」という物質に変化し、それは別名「至福物質」と呼ばれるように、幸福感や高揚感をもたらす物質。さらに、肉に多く含まれるトリプトファンは、「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンを合成する。

長期的に見て、肉食が健康に悪いというのは(さまざまなエビデンスにより)事実なんだろうと思うけど、「とりあえず(大好きな)肉を食べたらハッピー」と元気になる人は一定数いると思う(極にゃみ的にはいらんけど)。

ちなみに、「アナンダマイド」を含んだ食材と言えば…カカオ!チョコレートに中毒性があるのはそれのせいかもしれない。


ところで、セロトニンは、そのものを摂取しても、血液脳関門を通過できないため、脳には届かない。脳内で生成されるのだが、それには必須アミノ酸のトリプトファンが必要で、それは食物から摂取しなければならない。ところが、高たんぱくの食品を摂取しても、ほかのアミノ酸に押しやられて(?)効果を発揮できないらしいのだ(動物性たんぱく質のBCAAが阻害する)。

それではどうすれば? キーとなるのは炭水化物。
高炭水化物・低脂肪・低たんぱくの食事を続けている人々は、低炭水化物食の人に比べて、気分がよく、不安になりにくいことがわかっているそう。本書では、野菜中心の食事と、ナッツやシード類が推奨されているが、大豆(豆腐や味噌、湯葉なども)、ごま、米も該当する。それって、まさに、伝統的な坊主の食事、的なやつじゃね?(玄米や麦、野菜と味噌…みたいな)つーコトは、オリーブオイルをふんだんに使う“地中海式精進料理” なんてのを作れば最強なんじゃね?

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