『台湾オニギリ』
極にゃみ的には「おむすび」と呼ぶ派なんだけど、カタカナで「オニギリ」って書いてあるのがなんともかわいくて好き。
『台湾オニギリ』
山脇りこ 著
主婦の友社 刊
2020年7月 初版発行
台湾式おむすび=『飯糰』(ファントァン)は、台湾で定番の朝ごはんメニューのひとつだそうだ。
木綿のふきんにシートを乗せて、その上にもち米ごはんに具材をたくさん、くるりと巻いて、ぎゅっと形を整えて作る。
定番の具は、肉鬆(ローソン/豚肉などのでんぶ)、サクサクの油條、胡椒風味の菜脯(切干大根)、酸菜(からし菜の漬物)などで、お店では20種類ほども具材が用意されているとか。そんな『飯糰』の、作りやすいアレンジレシピを掲載。ほかにも、どんぶりもの、スープ、漬物などのサイドメニューも紹介されている。
コロナのせいで台湾には行きそびれたまま。台湾に行く準備を着々と進めてて、30年ぶりにパスポートも申請し、台北行きの航空券の手配も済んで、発券されたその日の午後に中止が決定という残念な経緯があって、台湾は気になってしかたがない国。行ける日はいつ来るんやろか。
ところで「おむすび」「おにぎり」の極にゃみ的こだわりのお話。
「握る」より「結ぶ」方が美味しそうに感じるというのがひとつ。
それから、「むす・び」という言葉のニュアンスが好き。(じつは“言霊の信者”である)
「結ぶ」とは、
「締める」「繋げる」「固める」などの意味を持ち、「(縁・契りを)むすぶ」という重要な言葉でもある。
そのルーツは、日本神話の「産霊」=「ムス(産)」「ヒ(霊)」。
(ちなみに、「息子=むすこ」は「産霊彦(むすひ・ひこ)」、「娘=むすめ」は「産霊媛(むすひ・ひめ)」の略だと言われている。)
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