南の御食つ国 -とある公園。
またしても南の御食つ国へ。今回も海峡を渡る船で。
今日のお船は、わりと地味な「まりーんふらわあ2」。
海峡を見渡す丘陵地にある公園を探索。県立公園なのに、いろいろと商業主義に染まった残念なものだらけ…
Pa〇な… め。
自然公園は、誰もが気軽に自然に触れることを目的としたもので、都市部で生活している人々にとっては、大切な場。原生状態の自然とはまったく異なるけれど、そこには木々や草花、虫や鳥や、多くの生き物たちが暮らしている。人為的にリスクを大きく低減した状態を“自然”と呼ぶことに異論はあると思うけど、生まれてこの方、人工的な環境しか知らない人にとっては、本物の自然への入り口であり、興味を持つきっかけにもなる場だ。
二次元のもの、作られたものの面白さを否定するつもりはないけど、あえて自然が残っているここに持ち込まなくてもいいんじゃないのか。人工的なアトラクションのために、自然な景観が台無しになっていることはとても残念。地元住民は、ここに元々あった自然よりも、事業者が利益を上げるための施設を是としているのか。(知らん間にできてたっていうのが実情だろうけど)
ゴジラはべつに嫌いじゃないけど、ココにいることには違和感しかない。
こんな気味の悪いものを、子どもが遊ぶ公園に設置するってどういう感性?しかもフェンスで囲んで入れなくするとか… 子どもが触れちゃいけないものを、公園に作るなよ…
子どもは喜ぶかもしれないけど、こんなチープなものを自然の中に大量に溢れさせる感覚もどうかしている。
森の中に設置した機器の偽装も、中途半端で汚い。仕事が雑すぎる。
大規模なライトアップが行われるエリア(現在メンテナンス休止中)。
夜通しやるわけじゃないだろうし、日没からの数時間だけとは言え、自然林の中に大量のライトを持ち込む行為…
夜に光を当てられる植物も迷惑だし、ここに棲んでいるたくさんの生き物たちも犠牲者。夜行性の生き物たちも、夜は寝ている生き物たちも、迷惑しているだろうな。
六甲高山植物園や、神戸市立森林植物園でも、ライトアップイベントは行われるけど、期間が限られているし、エリアも狭い。生き物たちにとっての「迷惑」は同じことだと思うけど、ココを見て感じたのは、自然というものに対する愛がひとかけらもないなってコト。リスペクトもない。たぶん、自然なんて好きじゃないんだと思う。単なる背景、舞台装置としてしか見てない気がする。知らんけど。
(森林植物園のライトアップは、森そのものの神秘性を人間に見える形で演出しているように感じられる。自然への敬愛があると思う)
見ずに非難するのもどうかと思うから、このライトアップは一度体験してみようとは思っている。
2月いっぱいでリニューアルに入るそうなので、行くなら2月中。誰か一緒に行きません?(感動して、二度と文句を言わなくなったりして…^^;)
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