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剣ブルーと白銀と。

阿波路二日目、剣山麓の温泉宿を早朝に出て、“酷道”438号へ。
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部分的に凍結、雪たっぷりの急カーブの連続。雪国育ちのse-koさんのドライビングテクニックと四駆のおかげでなんとか無事に見ノ越へ到着。剣神社にお詣りしてスタート。

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この山にはけっこう来てるけど、積雪期に来るのはじつは初めて。
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先行は1名。トレースはばっちりあるけど、上半はスノーシュー。しかも歩幅がすごく大きい方で、足が短い極にゃみ的には。二番手でもプチラッセル。
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剣神社奥宮まで、2時間ちょい。思ってたよりずっと雪がたっぷりで、テンション上がる。しかも雪質がすごくよかった。
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あ、、、“奥宮”じゃなくて、こちらが「本宮」なのか。失礼しました。
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se-koさんはやっぱり雪ん子。雪の中がホントに楽しそう。
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この日、入山したのは5パーティだったけど、時間が少しずつずれてたので、それぞれで山頂を独占。ありがたし。
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次郎笈、とてもきれい。行ってみたかったけど、ちと時間が足りない。
剣山は、初剣のときに想定外の暴風雨に遭い、その後もスーパー荒れ模様に遭い… スーパーファインなときにも来てるけど… 荒れても晴れても、何度来てもいい山。

初・積雪期剣山、すごくよかった。雪山初心者でも緊張せずに登れると思う。でも、アプローチ核心で、えぐい雪道を延々走らないといけないのが最大の難関。除雪車も入ってたけど、ヘアピンカーブが連続するすごい酷道で、四駆だけど下りはチェーンを装着。私ではとてもじゃないけど運転は無理。se-koさんありがとう。

★靴のこと。
今回、2000m以下だし、前爪で立ちこまないといけないようなところはないし、ビボ+チェーンスパイクでいいかなぁと思ったんだけど、念のためアルパインブーツ+12爪クランポンにしてみて正解だった。
クランポンは要らなかったけど、アルパインブーツの硬いソールじゃないとめちゃめちゃ疲れたと思う。蹴りこまないとずり落ちるパートがそこそこあった。

下りたら、除雪してある神社の石段を、12爪で上がってくる人たちがいてびっくりした。駐車場が積雪アリだったので、スタートから装着したのかな。けど、除雪してくださってるところでは外しましょう!

私たちの後続パーティも12爪着けてたけど、、、 ぜんぜんいらんし。
雪=滑り止めマスト、って何かに書いてるのか???マジ謎。アルパインブーツのソールをバカにしないでほしい。それとも、雪道を歩いたことがないのか…?滑るコンディションとそうでないコンディションがあることをご存じない?
クランポンが要るか要らないかもわからない人たちが、それを履いて来てしまうのか… と思ったら、なんかビミョーな気分であった。

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