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『酒場詩人の美学』

酒場詩人吉田類さんにお目にかかる機会があったので、本を何冊か読んだ。
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最新刊は購入したのだけど、古いものは申し訳ないけど図書館で閲覧。

『マタタビ』の方は、監修なので著書ではないが、大の猫好きで「猫に優しい街には、いい酒場も多い気がする」という類さんお墨付きの、猫がいる酒場の紹介。猫好きさんはきっと行ってみたくなるはず。
『美学』の方は、詩人で画家で俳人でもある類さんの、アーティストとしての繊細な一面がよくわかる一冊だった。テレビを見る習慣がないので、左党にはよく知られた“酒場放浪記”も見たことがないのだが…、
酒場詩人と言えば、下町の安酒場が似合う、庶民的で気さくな呑兵衛というイメージ?だと思うけど、実像はちょっと違うかも。実際お目にかかったときにも感じたけど、美意識が高くて、繊細な感性の持ち主。ただの吞兵衛、ではなくて、やっぱりアーティストなんだなぁと。ちなみに、トレードマークのハンチングは、たくさんお持ちだそうで、お召し物に合わせてコーディネートされてるみたい。

『酒場詩人の美学』
吉田類 著
中央公論新社 刊
2020年8月 初版発行


ロケハン1
ロケハン2
ロケ1

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